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2016-07-27 14:58:29
先日、まだ肌寒さが残る北海道の山中で、両親におきざりにされた
小学二年生の子が1週間経ってから無事に保護されるという 事件が起こりました。 災害救助の目安は72時間。 三日を過ぎると無事に救出される割合が減ってしまいます。 日本中が男の子の安否を心配していた中、なんと男の子は、 一人で坂道を登り10kmもはなれた自衛隊の施設で寒さをしのいで いたそうです。 大人の足でも2時間半もかかる距離を歩き、 よくそんな施設を見つけたと、 男の子のパワーと運の強さに驚いた人もいるのではないでしょうか。 誰もが子供の時期を経て、大人になります。 そして、大人になってしまうと子供の頃の感性やパワーを 忘れてしまいます。 今回のケースでは、「とても子供の足では、無理だろう」という 思い込みにより、発見が遅れてしまいました。 「○○なんてどうせ無理だ」「××なんてできるわけがない」 不可能と思われることは、実は大人の頭の中だけで 作り上げている物なのかもしれません。
2016-07-21 13:59:43
日本の女の子三人組のヘヴィメタバンド「ベイビー・メタル」をご存知ですか?
海外から火が付いたこのバンド。 白塗りのバックバンドが奏でる本格的なヘヴィメタサウンドで女の子三人が踊りながら歌う。 その強烈なビジュアルで大人気だそうです。 その「ベイビー・メタル」が流行らせたポーズに「キツネサイン」というものがあります。 中指と薬指と親指をくっつけるいわゆるお狐様のキツネサイン。 これが実は、勘違いから生まれた偶然の産物でした。 もともとヘヴィメタの世界では、「メロイック・サイン」と呼ばれるサインがあります。 中指、薬指を折り、そこに親指を添えるものです。 「ロックしようぜ!」というような意味の盛り上がるサインです。 ヘヴィメタを歌う彼女たちに、この「メロイック・サイン」を 要求したところ、 見よう見まねで間違ってキツネサインをしてしまい、 それが定着したというもの。 この偶然の産物キツネサインにより、彼女たちのステージには お狐さまのセットまで登場し盛り上がっています。
2016-07-19 13:52:30
録音された自分の声を聞いて「恥ずかしい」と思ったことはありませんか?かなりの数の人がそう思うはずです。それには2つの理由があります。
1つには、頭蓋骨の生理機能。 私達が自分の声を聞くときは、骨伝導という実際よりも低い音で認識しているそうです。 そのために、録音された声は思っているよりも甲高く、軽薄に感じるのだそうです。 2つ目は、意識。私達は「自分が思う自分の姿」と「他人から見た自分の姿」のギャップに気がつきにくいものです。知らず知らずのうちにフィルターをかけ、実際よりよく感じていることもあります。 録音されたものを聞くということは客観的に自分を見つめることに近い状態。恥ずかしいかも知れませんが、新たな気づきもあるものです。 この機会に、良く使う営業トークを録音して聞いてみませんか? セールストークに磨きをかけるのには、誰よりも厳しい 自分の耳はもってこい。 録音し直したりするうちにトークが上手くなる効果も期待できます。
2016-07-06 09:35:29
20世紀のヘビー級ボクシングの世界で、最も偉大で影響力のあった
チャンピオン「モハメド・アリ」が亡くなりました。 ボクシングが強かっただけでなく、黒人差別問題、ベトナム戦争など 社会的な問題にも敢然と戦いを挑む勇姿に、 勇気づけられた人は世界中に多くいました。 そのボクシングスタイルと同じように軽やかだった弁舌は、 多くの名言を産みました。 中でも一番有名なのは「蝶のように舞い、蜂のように刺す」ですが、 自身の信念について端的に言い表した名言があります。 「絶対にあきらめるな。今は耐えろ。そして残りの人生をチャンピオンとして生きろ」 というものです。 その無尽蔵とも思えるスタミナや軽やかなフットワークからは想像も つかないことに、実はアリは練習嫌いだったそうです。 そのともすると折れてしまいそうな自分の気持を奮い立たせるために、 アリは自分にいつも「今は耐えろ!」と言い聞かせていました。 ビジネスシーンにおいても、逃げ出したくなったり、投げ出したくなったりする 場面はきっと少なくないはず。 そんな時には、短気を起こさず、このアリの言葉を 思い出してみてください。 頑張りの先には成功が待っています。
2016-06-29 09:24:50
ビジネスマンは身体が資本です。
日頃から体調管理には気をつけたいもの。 とはいえ、つい飲み過ぎたり、食べ過ぎたりしてしまいがちです。 ダイエットや飲み過ぎに効く、誰にでもできる防止の方法が 2000年のアメリカでついに明らかになったそうです。 それは、映画館の無料ポップコーンにより実験されました。 まず、普通ならば食べきれないほどのLサイズのものと それよりさらに大きいスーパーLサイズの入れ物を用意。 そこに何日か前に作った湿気ったたっぷりの「まずい」(まずいのが重要)ポップコーンを入れ、 サイズごとに映画館を分けて、全員に渡しました。 そして、映画の後にその容器を回収し、残ったポップコーンの量を 比べると、 なんと、スーパーLサイズの容器のほうが多く食べられていたそうです。 つまり、この実験でわかったのは、大きな容器に入れただけで、 人は味に関係なく無意識に沢山食べてしまうということです。 この貴重な実験結果を応用しない手はありません。 家庭でのグラスや食器を見直し、 ビールはジョッキではなく小さめのグラスで、ご飯はどんぶりではなく茶碗にすれば 良いということです。 今日からでも試してみる価値ありそうですね。
2016-06-22 10:31:50
イソップ物語の作者、イソップの有名な逸話があります。
イソップが畑を耕していると、旅人がイソップに尋ねました。 「隣町までは何分くらいかかりますか」 イソップが答えます。 「そこから、向こうの木まで歩いてもらえますか」 旅人が再度尋ねました。 「いや、私は隣町までの時間を聞きたいのです」 「わかっています、ですから歩いてみてください」 旅人は不思議に思い、その場から歩き始めました。 ちょうど、向こうの木と言われた場所まで来ると、 イソップの大声が届きました。 「あなたの歩幅なら25分くらいでしょう」 イソップは、背が低く、普通の人よりも歩幅が狭かったそうです。 そのために、旅人の歩く速度や歩幅を見て、時間を割り出したということです。 人はともすると基準を自分においてしまい、他人の事情を 忘れてしまいがちです。 ビジネスシーンにおいても、プロダクトアウトを重視してしまい マーケットインが疎かになってしまうケースは 多く見られます。 プロダクトアウトの考えは大事なものですが、 ニーズがますます多様化している昨今、 マーケットインの考えはさらに重要なものになってきています。 状況に応じて、ニーズに応えるイソップ的思考は これから重要視されることは間違いがありません。 自分の周りの製品やサービスをもう一度マーケットインの 立場から見なおしてみましょう。
2016-06-15 10:24:55
みなさんは、ある人から連絡が来ると直感があってから
実際にその人から電話なりメールを受け取った という経験はありませんか。 2005年にイギリスの生物学者ルパート・シェルドレイクにより その不思議な現象、テレパシーについて興味深い実験が行われました。 自分の元へ、4人のうち誰か一人が毎日メールを送ってくるというものです。 そのメールが誰から来るのかを当てるというこの実験、 偶然でも当たる確率は25%です。 ところが、実際に行ったところ正解率が40%を超える数値が出たそうです。 このことにより、直接的にテレパシーが存在するということにはなりませんが、 この数値は偶然ともいえません。 昔から「噂をすれば影」ということわざがあるように、 人には何かそう言った感知能力が備わっているのかもしれません。 ここまでではないものの、人同士、お互いが相手をどう思っているか ということは、案外簡単にわかってしまうものです。 ビジネスシーンにおいては、必ずしも相性の良い相手ばかりとは限りません。 心のなかまで見られることはないにしても、せめて相手の良い印象を見つける努力をし、 心に描いてみることをオススメします。 そうすれば、今まで以上に円滑なコミュニケーションを持てるかもしれませんね。
2016-06-08 16:42:17
「リンゴを思い浮かべてください」
こう言われたとき、私たちは赤いリンゴや青リンゴ、 カットされたリンゴの画像を思い浮かべます。 「林檎」「りんご」「リンゴ」など文字を浮かべる人はほとんどいません。 人の脳内では、文字より画像やイメージが優先。 画像やイメージなどを司っているのは「右脳」、 これに対して文字は「左脳」が司っていると言われています。 皆さんも左脳よりも右脳のほうがキャパが広いという話を聞いたことがあると思います。 何かを記憶するのならば、この「右脳」を使わない手はありません。 例えば、なかなか全部は覚えきれないお客様の名前。 顔が思い浮かぶのに、名前が出てこないというのはよくあることです。 そういう場合は、相手の顔の下に名前を貼り付けて 画像やイメージで覚えるようにしてみましょう。 語呂合わせや替え歌にして 画像とひも付けしていけば、さらに強力になります。 営業の仕事では、お客様のことを覚えるのは大切なこと。 きめ細かいサービスを提供していくためにも、ぜひトライしてみてください。
2016-06-01 16:34:01
今年ゴルフのメジャートーナメント、2016マスターズ最終日に、
信じられない出来事が起こりました。 2年連続勝利に王手をかけたかと思われたジョーダン・スピース(22歳、アメリカ)が、 12番パー3で「7」を叩いて自滅し、大会連覇を逃したのです。 悲劇的とも言える敗北を味わったスピースには、世界中からたくさんのエールが送られましたが、 その中にメジャー最多優勝を誇るレジェンド、ジャック・ニクラウス(76歳、アメリカ)のものがありました。 「いろいろな意味で、彼が今回負けたことは、後に大きく生きてくることだろう」 ニクラウス自身、まだ20歳でアマチュアだった頃、1960年の全米オープンで惜敗を喫していました。しかしそれが「よかった」と彼は言います。 「あの時負けたから、その後、もっとうまくなるために努力を続けてこられた。スピースのこの負けは、彼をもっと強くする」 ニクラウスはメジャーで18勝を挙げていますが、実は2位の経験が19回あります。 勝負事なので、勝ち負けは必ずどちらかがやってきます。 それでも精進を続ることができれば、 同じ数くらいの栄冠がやってくるということを ニクラウスは教えてくれます。 日々の業務の中でも、無数に勝負や判断の場面はあるはずです。 うまくいかないことがあっても、それを受け止め、 さらに工夫を重ねれば、必ず勝利の時はやってきます。 負けを許容して、強くなりましょう!
2016-05-25 14:42:51
先日ハワイに行った時のことです。
日本のコンビニのようなスーパーでは、観光客に向けたお土産が沢山置いてあります。 最近では禁煙が進んでいるのに、 昔は良く売れたであろうダイヤモンドヘッドがプリントされたガラスの灰皿や ヤシでできた灰皿も目に入ります。 さらにお土産を見ていくと、かわいいフラダンスの少女が描かれた 木のヘラが目に留まりました。 「ハワイアン・ライス・パドル」と書いてあります。 日本人観光客をターゲットにしたお土産「しゃもじ」だそうです。 日本人にはしゃもじが必要です。 でもハワイで木のしゃもじを選ぶでしょうか。 最近ではしゃもじも、ご飯がつきにくいダブルエンボス加工や 立って置きやすいものなど、色々工夫されていて、 木製のものを使っている家庭は減っています。 お土産に実用性が必要かというと必ずしもそうではありません。 しかし、この商品があまり売れないことは容易に想像がつきます。 あなたが売っている商品、サービスはどうでしょうか。 これは必要だろうと思う商品、サービスでも、選ばれないのはなぜでしょうか。 もう一度、お客様目線でチェックしてみましょう。 ほんの少しの改善が、ライバルとの大きな差になっていきます。
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