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2015-11-27 15:11:23
先日、スーパーに行ったときのことです。
会社用に茶殻のでない、粉のお茶を買おうと お茶や紅茶などの売り場にいきました。 そのスーパーは品揃えが豊富で、 お茶だけでもたくさんの種類のものが置いてありました。 どうしたらいいものかと思っていたとき 目に飛び込んできたのは 「急須のいらない緑茶です」という商品。 わかりやすい商品名の下には、 粉のお茶であることがひと目で分かる写真が添えられていました。 手に取ってよく見てみると、「水でもお湯でもすぐに溶けます」 「国産茶葉100%、コクと旨味の宇治抹茶入り」といった説明もありました。 他にも粉のお茶は揃えられていましたが、 特に味や値段にこだわりはあるわけではないので その商品を購入することにしました。 わかりやすさというのは、セールスにおいて大きな武器になります。秀逸なネーミングでわかりやすさを打ち出し、ヒットを連発している企業もあります。 皆さんが扱う商品サービスはわかりやすいでしょうか。 ネーミングを変えるのは無理でも、キャッチコピーや比喩を使って説明した途端にわかりやすくなるものもあります。 特に比較検討して選ぶときなど、わかりやすさは、買い手も売り手も気づかない大事なファクターだったりします。 この機会に、わかりやすさについて考えてみてはいかがでしょうか。 ![]()
2015-11-20 12:25:56
今から80年以上も前にアメリカで書かれたセールスマンのための指南書があります。
これだけ年数が立っているにもかかわらず、今でも読む人が多いその本。 確かに学ぶところが多いです。 特に気になったのは、セールスマンの話す声について書かれた部分です。 セールストークを一生懸命考える人はたくさんいますが、 自分の声について研究したことのある人は少ないもの。 話し相手の声が小さくて聞き取れなかったり、 逆に大きすぎて気に障ったりした経験は、 誰でも少なからずあるのにです。 営業の仕事に説明はつきもの。 自分の声がどうのように聞こえるのか、話し方にどんな癖があるのか、 確認しておいたほうが良さそうです。 今では、スマホなどで簡単に録音ができます。 自分のトークを録音して、聞いてみましょう。 これをやった人たちのほとんどは、自分の声が嫌いだと言います。 録音したものを聞いてみることで、 声のトーンや、言葉の癖、言い回しなど自分では気づかない特徴に気づくことができます。 セールスの世界で記録的な成績をあげたある男性は、こうアドバイスしています。 「抑揚を考えた微笑みを含んだ声を心がけよ」 皆さんの声はどんな声ですか? ![]()
2015-11-13 12:17:19
寒い日に外出していると、暖かい飲み物に助けられた
ということがあると思います。 今でこそ自動販売機でも暖かい飲み物が買えますが、 その開発秘話をご存知でしょうか。 そこにはある人の コーヒーに負けない温かい気持ちがありました。 レモンジュースを販売していた「ポッカ・コーポレーション」の 創業者谷田利景さんは、1965年の冬のある日に、全線開通したばかりの名神高速道路を利用中に、養老サービスエリアで立ち寄ったそうです。 休憩していた谷田さんの目に入ったのは、冬なのに冷たいジュースを飲んでいる長距離ドライバーたちの姿でした。 寒い冬に暖かいコーヒーが提供したい。 夏には冷たく、そして冬には温かい飲み物を 提供できる自動販売機があれば…。 その思いは、7年後に本格缶コーヒーの「ポッカコーヒー」に そしてその翌年の1973年には 世界初の冷温兼用の自動販売機に結実しました。 記念すべき冷温兼用自動販売機の第一号機が 設置されたのは、他でもない名神高速道路の養老サービスエリア だったそうです。 ビジネスでは、よくお客様目線の商品開発や提案と言われます。 でも、なかなかそれが難しいのも現状です。 冬に冷たいジュースを飲むしかなかった 長距離ドライバーへの思いやり。 本当のお客様目線には、谷田さんのような優しさが必要なのかも知れません。 ![]()
2015-11-06 12:07:51
日本ラグビーが快進撃を見せてくれた、ワールドカップ。 24年間でたった1勝しかできなかった日本が、 世界3位の南アフリカに勝利し、その勢いで3勝をあげたのは 記憶に新しいと思います。 実力差がそのまま結果に表れ、番狂わせがほとんど起きない と言われているラグビー。 思わぬ結果に、世界は驚愕と感嘆を持って日本代表の快進撃を讃えました。 4年前のワールドカップでは1勝も上げられなかった日本と 今年3勝をあげた日本では何が違ったのでしょうか。 もちろん選手の入れ替わりもありましたが、 一番の違いは練習の質と量でした。 一流のコーチ陣による世界一流の練習。 これを他国の3倍とも言われる量で続けたのが 日本チームの強さを引き出したそうです。 私たちビジネスマンは結果が出ないと、 ショートカットや特効薬的な方法を探そうとしがちです。 でもそんな魔法で成功する人は少数派です。 生真面目な人は、 質を意識せずに、がむしゃらに努力しがちです。 でも努力の内容がよくなければ、いい結果には繋がりません。 質の高い努力を粘り強くやり続ける。 必勝法は、魔法でも、単なる努力でもないのです。 ![]()
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