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2015-09-25 08:56:01
先日、子供を連れて遊園地に行ったときのこと。
息子にせがまれ入ったお化け屋敷で 声がかれるほどの恐怖体験をしてしまいました。 怖さがマイルドだった昔のお化け屋敷と違い 最近話題になるお化け屋敷には、 専門のプロデューサーがついているとのこと。 造作などハード面の進化もあるとは思いますが、 それ以上にストーリー設定や見せ方など ソフト面がしっかりしていて、思わず心が揺さぶられるのです。 「怖いものを見せる」「脅かす」など お化け屋敷で、できることはある程度決まっています。 予算や安全上の都合などを考えると 工夫できる余地はそう多くないのが実情です。 予算や安全性などの制限があるからと諦めない。 できることで、他との差別化をはかる。 ここには大きな学びがあります。 ビジネスはとかく制限があるものですが、 その中でも変えていけることはあるはずです。 自分が扱う商品やサービスが、 競合との差がないと感じている人は ぜひコンセプトで差がつけられないか考えてみてください。 市場が成熟し、競争がおこなわれ、機能や価格の差が少なくなってきている現代。 これまで軽視されがちだったコンセプトやストーリーが むしろ差別化のカギになるのではないでしょうか。 ![]()
2015-09-18 10:26:04
先日、友人と二人で食事に行きました。
店内は賑わっていましたが、それほど混雑しているわけでもない、 活気のある状態でした。 ところが、注文したものがいくら待っても出てきません。 催促しようとお店の人をつかまえようとした時に 私たちのテーブル付近を担当している人が、 他の従業員の人たちとは比べものにならないほど 忙しそうにしていることに気づきました。 一生懸命頑張っているのは見てとれるのですが、 どうにも間に合わず、声をかけられたことも忘れてしまっているようです。 ![]()
2015-09-11 17:29:44
先日、子供を連れて山の斜面を利用して作られた
「フィールド・アーチェリー」の体験 に行ってきました。 アーチェリーは、西洋式の弓矢。 初心者用の10mという距離ならば意外に簡単で、 子供でも的を射ることができます。 1時間ほど練習してから山に入り、 いよいよ本番です。 ゴルフのように次々とコースをまわっていくうちに、 最初は気持ちよく当たっていた矢が、 だんだん当たらなくなってきました。 子供たちもまったく当たらなくなりました。 「疲れのせいかな」と思いつつ、 後ろからなにげなく子供が構えているのを見たその時。 当たらない原因がはっきりわかりました。 最初にインストラクターに習った基本の構え方がくずれ、 いつのまにか自己流になっていたのです。 時間が経つに従って、我流になってしまい、 その当然の結果として的に当たらなくなっていたというわけです。 成果が出ないのには、なんらかの原因があるはずです。 そんな時「景気が悪い」「市場が悪い」「製品が悪い」と 考えるのは楽だと思います。 しかしながら、原因を自分の変えようのないところに求めると、 次回も同じ結果になりやすいという研究結果もあります。 違った結果がほしいのであれば、自分の変えられる部分に改善点を探すのが有効。 そんな時こそ、基本をチェックしてみてはいかがでしょうか。 ![]()
2015-09-04 15:13:13
いまだに世界中で大人気の「ザ・ビートルズ」
先日、彼らが初めてレコード会社と交わした契約書が オークションに出て話題となりました。 その契約書の相手は、イギリスではなく、なんとドイツの会社でした。 ビートルズが売れない時代に修業したのは、ドイツだったそうです。 ポール自身も「ひどいバンドだった」と語る初期のビートルズは、 なかなか仕事にありつけませんでした。 そんな彼らが、なんとか仕事をもらえたのは ドイツのハンブルグにあるクラブだったそうです。 言葉の通じない外国のしがないクラブでの演奏。 そこでの経験が、ビートルズの実力をパワーアップさせたことは 間違いありません。 そして、ドイツのレコード会社と初契約。 ドイツではあまり売れませんでしたが、 そのことがきっかけとなり、 ビートルズはイギリスで活動、その後はトントン拍子で世界的なグループになりました。 ポールはのちにこう語っています。 「はじめハンブルグのクラブで演奏を行った時は、誰もお客がいなかった。 ようやく1組の男女が入ってきたが、すぐに帰ろうとした。 だから、ぼくらは呼びかけて、必死に楽しませるようにがんばったんだ。」 こういった経験が、オーディエンスの心をつかみ ファンを大切にする、ビートルズの基礎になったのではないでしょうか。 ここには2つの学びがあります。 1、あのビートルズでも最初は下手だった 2、全世界に向けてではなく目の前の1組のカップルに必死になった 最初は誰もがハンブルグのビートルズです。 上手くできなくても、評価されなくても 目の前の一人のために、一所懸命にやれることを探しましょう。 その積み重ねが、明日のビートルズになるのです。 ![]()
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