2015-12-25 14:23:20
神仏を大切にする人は成功するのか
ある社長が事務所を移転したときのお話しです。

事務所が引っ越しをすることを伝えたところ、
経営者の大先輩である社長から、伊勢神宮のお札をもらったそうです。

「このお札は真ん中に祀りなさい。
その右側には引っ越し先を管轄している神社のお札を、
左側には自分の好きな神社のお札を祀りなさい」
と教えてくれたそうです。

こういったことは無頓着だった社長も、
大先輩からの教えなので素直に実行したそうです。

事務所移転後も事業は順調。
毎年、伊勢までお札をもらいに行くのも習慣になったそうです。

あるとき、そのお札をくれた社長に改めて感謝を伝えると、こう言われたそうです。

「そうか。素直にやってくれたわけだ。そりゃ、事業も順調だよな」
「はい、お札のおかげです」
「いや、そうじゃないよ」

意外な言葉に、その理由を聞くと先輩社長はこう教えてくれたのだそうです。

「神仏を祀るから成功しているわけではないよ。
人のアドバイスを聞く素直さ。
すぐに行動に移すフットワーク。
おかげさまという気持ち。
いいと思うことを続ける力。
そういう要素を持っているキミだから、事業も順調だろうと思ったんだよ。
神頼みだけで数字が出るほど世の中甘くないよ」

お札を贈られたほうの社長はなるほどと納得したそうです。

営業の仕事には、波があります。いいときも、悪いときもあるので、
神頼みやゲン担ぎをしている人も多いと思います。

神仏を大切にする人は成功している。確かにそうかも知れません。
でもそこには頼るだけではない、別の理由があるというのが真実なのかも知れません。

ビジネスマン