<< 2016年3月 >>
記事カテゴリー
月間アーカイブ
|
1/1ページ
2016-03-30 17:06:16
皆さんはツァイガルニック効果というのを聞いたことがありますか。
人は完結したものより、完結していないほうが記憶に残りやすいそうです。 完了していない仕事や目標の方が、完了したものより記憶に残るというのは 皆さんも体験したことがあるのではないでしょうか。 では、仕事を完了させるまでに障害がある場合とない場合では どうでしょうか。 研究の結果、障害があったほうがより記憶に残り、 目的を貫徹させたいと言う欲求もより強くなるそうです。 障害があるかどうかは、 異性を素敵に感じるかといった場面にも影響します。 異性の写真を見る前に、何もしなかったグループと、 激しい運動をしてから見たグループでは、 同じ写真を見ても好感度が変わるそうです。 もちろん、障害があった方が、より魅力的に感じます。 私たちは日々生きていく中で 障害がないことを良いことだと思いがちです。 しかし障害は決して悪い側面だけではありません。 障害があったほうが達成感や幸福感は上がります。 仕事をしているうえで障害にぶつかったときは、 こんないい側面があることも思い出してみてください。 ![]()
2016-03-23 16:52:47
先日、アインシュタインに予言されていた宇宙の現象「重力波」が
はじめて観測されたことがニュースになりました。 「重力波」というのは、質量を持った物体が動くとき、 周囲の時間と空間に生じたゆがみが波のように宇宙空間に伝わる現象だそうです。 アインシュタインの生きた時代には、宇宙に行った人はもとより 宇宙空間に飛び出したロケットすらも存在しませんでした。 そんな時代に宇宙現象を考えついた、 人類史上でもまれな大天才アインシュタイン。 しかし彼に対する評価は実はあまり高くなかったといいます。 大学入試に失敗し、話をすることが苦手。 大学の助手になれずに、保険の外交員や家庭教師のアルバイトで糊口をしのぎ、 スイスの特許庁に入れたのも、努力の末ようやく三級技師で就職したという記録が残っています。 もしかすると今あなたの評価はあまり高くないかも知れません。 でも前に進むことを諦めてはいけません。 かの大天才でさえ、スムーズな人生を歩んでばかりではないのです。 ![]()
2016-03-16 16:39:03
スーパーとコンビニ、どちらの分野でも一番店を展開している
セブン&アイ・ホールディングス会長の鈴木敏文さん。 その鈴木さんの経営理念として有名なものに 「仮説」と「検証」があります。 例えば、真冬に10度の日になった場合は、 普段よりも暖かいのでアイスがいつもよりは売れるだろう、というのが「仮説」。 そして、実際店舗にいつもよりも多くのアイスを置き、 その売り上げがどうなるかを見るのが「検証」。 仮説と検証による商品構成を繰り返すことにより、 セブン&アイ・ホールディングスでは他店よりも1.5倍近い売上を誇っているそうです。 この例で重要なのは「真冬に10度」というところ。 春になってからの10度では、普段より寒く感じるのでアイスは売れないそうです。 数字だけでなく、体感を使う。 フレキシブルに考える。これが他店との大きな違いです。 すごいのは、それが経営者だけではなく、社員にも浸透しているところ。 マニュアルに頼らない。 日々、商品構成を練る者の直感や考え方を磨く。 考えて仮説を立てることのできる社員を育てているのが セブン&アイ・ホールディングスの強さの秘密なのかも知れません。 ビジネスシーンではよく「社長の考えを持った社員が重要」と言われます。 「仮説」をたて実践し、それを「検証」する。 これは日々の生活でも磨くことができるポイントです。 それをやった人とやらない人では何年か後に大きな差が出るのではないでしょうか。 ![]()
2016-03-09 19:03:12
つい最近WEB上で、変わった時計が話題になりました。
木で作った時計「plock(プロック)」です。 この時計の変わっているところは、 手作りの木製パーツ407個を組み合わせ、 時計自らが4本のペンにより時間を書く仕組み。 卒業制作として作られたこの作品は すべて手作りで完成までに1年かかったそうです。 制作した鈴木さんは、インタビューでこう言っています。 「一番大変だったのは、パーツの切り出しです。 木を使っているので、歪みや曲がりなどにより、 計算と合わない部分が出てきます。 それを感覚で修正し作り上げました」 思ったとおりにいかないといのは、人生のいろんな場面で起きます。 そんなとき皆さんはどうしているでしょうか。 やりたいことなら、違う方法でトライするというのが一般的かも知れません。 でもそれが仕事だった場合どうでしょう。 準備したけどダメだった。 そもそも無理な計画だったのは? 今回は難しかもしれない。 そう諦めてしまう人が多いように思います。 思ったとおりに行かないときに大切なのは、諦めではなく修整。 ダメな理由を探すまえに、どうしたら上手くいくか 自分の感覚をフルに使って考えてみましょう。 諦めずに修整を加えながら前に進むことで、 大変なプロジェクトもうまくいくのです。 ![]()
2016-03-02 18:55:31
2月に入ってすぐに行われた、ゴルフの米国男子「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」で
松山英樹選手が米ツアー2勝目となる優勝を飾りました。 ランキング上位のリッキー・ファウラーとの4ホールに及ぶプレーオフ。 それを制した勝利はあらためて松山選手の強さを証明しました。 松山選手の強さを支えているものは何なのでしょうか。 課題だったパッティングも冴えていましたが、 松山選手の「パーオン率」は出場選手の中で堂々の1位。 つまり松山選手は、出場選手の誰よりもバーディチャンスが多かったのです。 ビジネスで成果が出ない人は、 なんとか精度をあげようと努力します。 チャンスの母数を増やすことも、同じくらい重要です。 とくに営業の仕事では母数を増やすことは重要度が高くなります。 新規の見込み顧客を増やすことは、なかなか手をつけにくい仕事です。 泥臭いと敬遠する人もいると思います。 しかし多くのチャンスにリーチすることなくして勝利はないのです。 ![]()
1/1ページ
|