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2016-10-15 11:43:50
マンション購入時は月々のローン返済額が気になるところですが、管理費と修繕積立金も支払い額に含まれていますか?
せっかく余裕を持ったローンを組んでも管理費や修繕積立金が高額だと後々支払いが苦しくなってしまいます。新築の場合、数年ごとに見直しが入り金額が上がるのが常ですから。おうち選びの時から管理費・修繕積立金を見据えて考えておきたいものです。 ![]() ■建物や設備の内容によって金額が変わる 管理費とは聞くけれど何に使われているのでしょう。 清掃、光熱費、コンシェルジュ、管理人、植木手入れ、エレベーター、駐車場、建物内の共有施設の点検… 一般的には、設備が豪華であったり、故障が起き得る付属が多くあったり、 定期的な部品交換が必要な設備に、清掃が必要でお手入れが複雑なものになるほど、高くなるといわれています。 メンテナンス費用がかかるもの。 大きなスポーツジム、ラウンジがあれば清掃も必要になりますし、機械式の駐車場、 免震構造の設備、エレベーターなどは定期的なメンテナンスによって安全に利用できることになります。 状態良く維持するためにかかる費用が管理費として必要になってくるのですね。 ついつい豪華な共有スペースに心躍りますが、 自分たちの生活にとって必要な設備なのか、サービスなのか、 管理費を支払う価値を感じているかどうか、見極める必要があります。 ■安すぎても心配な修繕積立金 では、修繕積立金は何に使われるのでしょうか? 外壁の塗装、配管工事、手すりの取り替え、外壁の剥がれ、 ヒビなどの補修、屋上の防水処理、火災報知器、消防設備の見直し…などなど。 マンションのメンテナンスに使われるとされています。 こまめに補修されるものから、外壁の吹き替え工事であったり、 インターホンの全戸取り替えであったり、10数年に一回の大型修繕などがあります。 また災害時、落雷による設備破損の修繕や、浸水被害の処理などにも用いられます。 近年のように自然災害発生率が高くなってくると、他人事では済まされなくなりますよね。 暮らしていれば、使っていれば傷むもの。 そんなに補修が必要?との考えもありますが、 早めに対処することで大きな事故や怪我を防ぐことにつながります。 さらに修繕積立金は、補修だけではなく、マンションのグレードアップ化にも用いられます。 例えば、高機能防犯カメラの設置、宅配クリーニング設置など。 建築当初には普及していなかった設備を新たに設置することで、 マンション自体の価値を高め、住民の満足度を高める効果があるのです。 資産価値を高めるために使われると言っても過言ではないでしょう。 ■金額は徐々に上がる 有意義な使われ方をされているならば、 管理費だって修繕積立金だって支払う価値があるんだから、 毎月、これくらいならローンに上乗せされてもギリギリ支払えるかな。 と、余裕のない金額で支払っていると、後々しんどくなってきます。 修繕積立金は数年ごとに金額が上がることがあるからです。 例えば、 マンション売り出しはじめの計算では、○○円で十分と考えましたが、 人件費の高騰で…、災害処理で予定より多めに使ってしまって。 修繕箇所が見込より増えてしまって、老朽化が早まって… などなど、 後からの見直しで金額が上がってくるのです。 長く使っているほうが傷む場所も増えますから、 新築時の試算では足りないことが多くあるのです。 たいていは、増えることを見越して、 数年おきに修繕積立金の金額が上がる計算をしていますが、 それ以上に不足する可能性があり、急遽、工事が必要になる場合など 想定外に費用が発生することが起き得ます。 新築マンションより中古マンションのほうが、 修繕積立金の金額は高くなる傾向にあるのも似たような要因からです。 だからこそ、月々のローン返済金も修繕積立金が増えても大丈夫な金額で、 少し余裕をもたせることが大切です。 長く健全な状態のマンションに住むためにも 管理費・修繕積立金などの維持費も視野に入れて購入金額を考えておきたいものです。
2016-10-11 11:43:37
ひとりで行動することが増える小学生。
心配だな、キケンじゃないかな、できれば目の届く範囲で遊んで欲しいけれど、少しずつ自分で行動できる範囲を増やしてあげることも大事なのかしら。 大人も子どもも防犯意識をもたなきゃダメだけど、何に気をつけたらいいのでしょう? ![]() ■子どもの行動範囲を一緒に歩いてみる まず、普段子どもが登下校に使う道は安全なのか? 遊びに行く場所は?通り道は? 一緒に歩いてみましょう。 登校時間、下校時間の様子、 日が短くなる今の季節は、夏に比べて帰り道が暗くなっている点なども注意しながら確認してみることが大切です。 ・人通りは多いか? ・暗くなる場所は無いか? ・待ち伏せされるような細い路地を通らないか? ・1人でエレベーターに乗ることは無いか? ・公園の周囲に落書きやゴミが散乱している様子は無いか ■具体的にキケンな場面を話し合う 「知らない人について行ったらダメよ」なんて、よくある声掛けですが、これくらいは小学生なら知っています。 心配なのは 「知らない人」はどんな人? 名前をフルネームで呼ばれたら知ってる人? 「お母さんの知り合い」と言われたら知りない? このあたりも普段の取り組みが大切ですよ。 ・親の名前を知っている人から声をかけられたら? 「お母さんと待ち合わせてるから行こう」 ・自分の名前を呼ばれたら知ってる人なのか? 「○○ちゃんだよね、送ってあげるよ」 ・鍵をあけるところを見られない 大人が不在だと見抜かれる ・車がゆっくり付いてきたら? 普段から後ろをふりかえり危険チェックしてる ・防犯ブザーはすぐに鳴らせる? ランドセルにかけすぐに手をかけられるように ■日々の挨拶で近所の目を増やす また長期的な取り組みですが、ご近所との挨拶も大切です。大人同士が挨拶していれば子どもも同じように挨拶を覚えます 。 ご近所の方が子どもたちの顔を覚えてくれることで、困っている時に声をかけてくれたり、手を貸してくれることもあるでしょう。 危険に近づかない意識付け、事前に防ぐ意識付け、助けあう関係作り、少しずつ子ども達に伝えていきたいですね。
2016-10-08 11:42:21
夏物のクリーニングは出し終わりましたか?
冬物のコートやダウンほどのボリュームがないけども、 夏物は汗ジミになってしまったり、紫外線の日焼けと汗で生地が傷んでいることも。早めのお手入れが服を丁寧に長く使うコツ。 そして、最近ではクリーニング屋さんで衣替えができるとか。一体どういうことなのでしょう? ![]() ■持ち込む手間いらず宅配クリーニング クリーニングに出したくても、持ち込みに行くことと受け取りに行く時間が取れなかったり。 平日は仕事で営業時間中に時間には間に合わない、 週末だからってヒマじゃない…。 自家用車が無いから、大量の夏物衣類をまとめて持ち込むのは難しい。 で、そのうちに面倒になって、気づくと放置。 そんな共働き世帯に便利なのが宅配クリーニング。 専用のバックに詰めて、指定された宅配業者に集配してもらうだけ。 なんと、家から一歩も出なくていいんです。 気になる送料も往復無料で引き受けていることが多く、店舗のクリーニング料金と同じに設定されていることも。 指定時間に縛られるのも煩わしいなぁーって方には、 コンビニから送れるサービスを利用してみるのもひとつですよね。 クリーニング=(イコール)持ち込み・引き取り では無いんです。 ■スーツでもワンピースでもパック料金で安心 「何点でも引き受けてくれるのはありがたいけど、 アイテムが増えたらとんでもなく値段が高くなりそう。 今まで衣替えの時に夫婦でまとめてクリーニングをお願いすると数万円になることも珍しくなかったから」 きっと、そんな経験をされた方を思ってのことでしょう。 パック料金を用意している会社も多いです。 例えば 10点まで5000円〜9000円、5点で3500円〜8000円など。 ワイシャツは3枚で1点、ネクタイも3本で1点とカウントしてくれるサービスもあるのです。 上手く利用すれば、店舗にもちこんで1点ずつお願いするより、むしろ格安になるかもしれませんね。 ■クローゼット代わりにクリーニングで保管してもらう さらに嬉しいメニューに長期保管サービスが挙げられます。長期保管つまりシーズンオフの期間中、そのまま洋服を保管していてくれるのです。 これから、衣替えでクローゼットに冬物衣類を出してくるようになると、夏服は邪魔になってくるので仕舞い込みます。また夏になったら取り出して入れ替え…。この煩わしさから開放してくれるのです。 宅配クリーニングで引き取ってもらいクリーニングの処理をした後に、そのまま数ヶ月保管してくれる。 また夏服が必要になった頃に宅配してもらう。 まるで我が家のクローゼットのようにクリーニングを使えるのです。衣替えの手間も無くなりそうですね。 ただ汚れを落とすだけに使うのはもったいない。 クリーニングも使い方ひとつで、 新しく空間を生み出したり、 時間のゆとりを生み出すことが可能です。 くらしの余裕のために、宅配クリーニングはいかがですか?
2016-10-04 11:34:59
お部屋にタコ足配線はありますか?
充電式の家電はどこで充電していますか? 抜いたり差したりする姿勢がしんどいことはありますか? コンセント位置で解消することがあるのです。 ![]() ■多いけどうるさくみせないコンセント テレビボードの後ろは配線が入り乱れて、どれがどれだか分からない…。ゲーム本体、DVDレコーダー、テレビ、スピーカー…。既存のコンセントでは足りなくてタップコンセントで増やしているなぁ。 電話台周辺も、家電、パソコン2台の充電電源、インターネットルータに無線LAN、プリンターまでもが、長い電源タップに刺さっていて、どうやら家の中にコンセントが足りない様子。 だからといって、壁面のあちこちにたくさんのコンセントを設置すると、壁がゴチャゴチャと賑やかに。 使いやすくとも、ちょっと目立たない場所に集めることも大事ですよね。 コンセントが足りなくなりがちな、テレビコーナー、電話やLANポートあたりに集中してコンセントを増やしておくと良いでしょう。 ■収納内部にコンセント 見えている場所に充分のコンセント数も大切ですが、見えない場所、収納内部のコンセントも欠かせません。 お掃除ロボット、電動アシスト自転車、ハンディクリーナー、電動歯ブラシ、シェーバー。 充電して使う家電が増えている昨今、充電する場所の確保も大切です。 リビングの端っこの充電器が邪魔、洗面台に乗らないくらいの電化製品が邪魔。 見えない場所に充電場所を用意しておくとお部屋もスッキリ見えますよ。 ■スイッチと一体コンセント コンセントと言うと目立たないよう部屋の下に取り付けてあることがほとんどですが、 掃除機、扇風機、ファンヒーターなど、使う時に使う場所で抜き差しする家電は、たびたび屈むことが面倒になることも。 部屋の中にいくつか腰高あたりの高い位置にコンセントがあるとストレス少なく使えるようになりますよ。 例えば、部屋の照明スイッチとコンセントが一体化したタイプならば、見た目も賑やかにならず、コンセントも増やせるので便利ですよ。 暮らし始めて気になることが多いコンセント。 後からコンセントの数を増やすこともできるそうなので、 暮らしやすさが向上するコンセント位置を考えてみたいですね。
2016-10-01 11:33:17
「持ち家があっていいなー」と羨ましがられるけど、築30年近い古いマンションはイマドキ設備と比較すると不便で。
そんな親のマンションをリノベーションして間取りや設備を刷新して活用する方法があるようですよ。 ![]() ■壁を取り除いてイマドキに 古い部屋ならリフォームして…とイメージすることはありますが、 リフォームですと壁紙を張り替えたり、キッチンを入れ替えたり、古いものを新しくするだけの方法が多く、部屋の使い方や間取りは昔ながらで不便。 だから、壁を取り除いて間取りから見直しできるリノベーションを選択する方も増えているのです。 ひと部屋4.5畳のふた部屋続きの和室を繋げて、大きなウォークスルークローゼット付きの寝室に変えたり。 6畳のキッチンダイニングと6畳の居間を繋げて、カウンターキッチンとリビングダイニングに変えたり。 壁を取り除いてイマドキのカタチに変えることも可能です。 マンションによっては、壁の移動に制限がありますから、 施工業者や営業さんにはしっかり下見に来てもらい、現実性を確認できれば安心ですね。 ■キッチン向きを変えてイマドキに キッチンの向きを変えて使いやすくイマドキに。 壁に向かっておこもりタイプの独立キッチンだと調理中に子どもの様子も見えないし、熱も匂いもこもってテンション下がる…。 ダイニングキッチンは背中越しの会話が難しかったり、収納が遠くなって使いにくい、なんてことも。 システムキッチンを入れ替えて容量たっぷりの引き出し収納。 IHコンロにたっぷりの明るさを取り入れるオープンキッチン。 家電も隠せる背面収納など。 この際だから、イマドキのなりたいキッチンはいかがでしょう。 ■断熱処理してイマドキに 古いマンションで心配なのが、結露や熱がこもって湿気も逃げないこと。北向きの寝室が寒い、などなど。イマドキ物件に比べると不安があるかもしれません。 ここもリノベーションで解決できるのです。 壁に断熱材を入れることで壁に厚みを持たせ断熱効果を高める。 浴室を最新のユニットバスにして寒さを凌ぎ、魔法瓶浴槽でお湯が冷めにくくなったり。 最近のマンションでは複層ガラスを採用されることが増えていますが、共用スペースにあたる窓は、リノベーションで複層ガラスに変えることは難しいもの。 別の解決方法としてインナーサッシを取り入れることで窓からの暑さ寒さを防ぐことが期待されます。 間取りを見直す中でキッチンと洗面をつなげてウォークスルーに変えたり 洗面所を効率よく換気が進むように壁を見直すと、 全室空調のイマドキ物件にも負けない空間に。 部屋の中はますます快適に変化します。 古いから諦めていたこと、住みにくくても我慢していたことも、 リノベーションでイマドキに作り変えることで 暮らしの質を高めることが可能ですよ。
2016-09-28 17:55:21
子どもの成長に合わせた新居購入でも小さな子どもにとっては環境が変わるストレスは大人以上。
理屈がわかって事情が分かる大人はココロの準備ができても、言葉の意味を理解しきれない子どもには突然の出来事に戸惑います。 少しでも負担を軽くするためにも「いつもと同じ」を心がけてあげましょう。 ![]() ■なるべく暮らしのペースを同じに 新居選びが始まると、毎週末のようにモデルルームに通うことになり、 数時間に及ぶ打ち合わせが続く生活になりがちです。 子どもにとっては、ご飯の時間が不規則になり、 お出かけばかりで飽きてしまうこともあるでしょう。 そのまま新居への引越し準備が始まると、 子どもにはつまらない時間になってしまい 構って欲しくてグズグズ甘える子もでてくるかもしれませんね。 大人にとっては「もうちょっとだから我慢してー」と言いたくなりますが、 時には時間を作ってあげて、 いつもと同じ時間に公園に遊びに行きクタクタになるまで遊んであげましょう。 たっぷり昼寝してくれれば引越し準備もはかどります。 ご飯の時間もいつもと同じ時間を、ちょっとだけ意識してあげることで子どもの安心に繋がりますよ。 テレビは控えているご家庭もあるかもしれませんが、 子供向けのいつもの番組で平常通りを演出する方法もありますよ。 大人としては集中して引越し準備に取り掛かりたいところですが、 急がば回れの気持ちで接してあげましょう。 ■いつものおもちゃは最後に出して最初に入れる 引越しの搬出搬入は、人の出入りが激しくなりますし、 明らかに、いつもとは違う状況に興奮する子もいるでしょう。 ケガの無いように公園など外にお出かけしてみると ストレス発散にも繋がりそうです。 家の中は、いつものおもちゃで遊べるように、おもちゃの箱詰めは最後にしてあげるとよいでしょう。 安全のため、搬出が終わったひと部屋を子どもが遊べる部屋として残すと接触事故を防ぐことができますよ。 お気に入りのおもちゃで遊べることは、きっと安心に繋がるはずです。 同じく、荷物を入れる時も、おもちゃを先に開けておいて、 すぐに遊べるようにしてあげると新しい環境にも慣れおうちも気にいるかもしれませんね。 ■お馴染みの味で安心感を ご飯もいつもと同じを、演出する大事な要素。 外出が多くなりがちな引越し前後ですが、 レトルト食品であっても、コンビニおにぎりでも、 馴染みのあるもので安心させてあげると良いでしょう。 そのためにも、荷造りの時に引っ越してすぐに食べられるモノを用意しておくとママもラクです。 引っ越してすぐは慣れない街に慣れないスーパーで、食料品の買い出しだけでも一苦労です。 2〜3日は買い出しが無くても過ごせる食べ物があると心強いものです。 大人が慌ててイライラしてしまうと、子どもも大きなストレスを受けてしまいます。 「いつもと同じ」を作り出すことは、子どもだけではく大人にとっても安心に繋がることになりますから、引越しではいつもと同じj環境を意識してあげましょう。
2016-09-25 17:54:36
「大掃除は年末にやるもの!」
という風習は1年の汚れを清めて新年を迎えたい日本固有のものですが、年末は寒いし冷たいしクリスマスに大晦日に子どものイベントで大忙し。 それならば気候のいい秋のうちに一足先の大掃除をしませんか? ![]() ■冷えて汚れが固まる前に緩みやすい今のうち 寒くなる前のお掃除には、いくつかメリットがあります。 うちのひとつに「汚れが緩んでいること」が挙げられます。 汚れが緩むことをイメージするには、 油ギトギトのフライパンを想像してみてください。 お料理直後のフライパンは油もサラサラしていてキッチンペーパーで軽く拭き取れば、油汚れも落とせます。 ですが、翌朝まで放置したならば、油は白く固まりちょっとやそっとでは落ちません。 強力な洗剤だったり、お湯を掛けて緩めたり、再び火にかけて溶かすと思います。 同じように、汚れも寒い冬には冷えて固まってしまい落ちにくくなります。 油汚れが集まるキッチン、換気扇のシロッコファンのお掃除などは、まさに油汚れを温めて緩めることが必要になる掃除です。 浴室の水垢もカチカチに固まった状態より、温まって緩んでいる方が落としやすいものです。 寒い冬だとお湯を掛けてもすぐに冷えてしまい、緩めるための作業が必要になり余計な手間がかかってしまいます。 だからこそ、寒くなって冷え切る前、気候のいい今のうちに頑固な汚れを落としておきましょう。 ■ホコリに結露が溜まり湿気がカビになる 寒い季節は朝晩窓辺に結露が出来やすくなります。 結露なんて日中気温が上がれば蒸発するし、 濡れて困る場所じゃなければいいんじゃない? と考えていませんか? 結露は放っておくとカビの原因になるのです。 結露自体は空気中の水分でしかないので、水分にカビが生えるわけではありませんが、 部屋の隅に積もったホコリが結露の水分を吸収すると、 ホコリにカビの菌が吸着し、徐々にカビが発生することになるのです。 秋のうちならば、結露も少なく、 カビが発生するまでにホコリを取り除くことができますよね。 夏に窓を開けて換気をしていたならば、 網戸やサッシにホコリがたまって汚れているものです。 窓辺の近くやお手洗いの換気扇フィルター、 タンスの隅に本棚の後ろ壁面のホコリになども、 秋の涼しいうちに、ささっと片付けておきたいですね。 ■秋に大掃除、年末はプチ掃除 とはいえ、年末に綺麗に清めて新年を迎えたいもの。 秋は大掃除で大物を片付けておき、年末は拭き掃除程度で終われるようにしておけば、寒さもこたえることなく、汚れも落としやすく、時間もかけずに終えられそうですね。面倒な掃除は簡単にできるうちに秋の大掃除はいかがですか?
2016-09-21 17:53:51
洗濯物を取り込んで仕舞うまで。買い物から帰って食材を収めるまで。
朝起きて着替えて出かけるまで。 行ったり来たりを何回繰り返していますか? 行き止まりになる場所を回遊できる造りに変えると家事が楽になるだけじゃなく家族の行き来も楽になるかもしれませんよ。 ![]() ■引き戸、襖で出入り口を自由に 家の中が回遊できるってどういうことでしょう。 例えば、昔ながらの日本家屋では襖など引き戸が多く使われていました。 襖すべてを開ければ広い間口となり、部屋がひと続きになります。 隣の部屋に近い片側だけを開ければ最短ルートで移動できますし、 反対の端を開けて別の人が出入りすることも出来ます。 隣の部屋に移動するために廊下に出てドアを閉めて、隣の部屋のドアを開ける… なんて手間もかからず、右隣の部屋に通じる襖、奥の部屋に通じる襖、縁側に出る襖、と出入り口が自由なのです。 家の真ん中にある柱を中心に襖の開け方でくるくる回れます。 これなら、家族が同じドアの前で立ち往生することも無さそうです。 隣の部屋に荷物を取りに行くために、 ドアまで移動して廊下に出てから隣の部屋のドアを開けて… なんてことなく、ドアを開けたら隣の部屋に移動できれば随分と楽になりそうです。 ■ウォークスルークローゼット、2WEYキッチン 今の家で四方が襖の家なんて現実的ではないかもしれませんが、 現代の家でも回遊を助けてくれる造りはたくさんありますよ。 例えば ウォークスルークローゼット。 ドアの位置が廊下側と部屋側の二箇所にあるタイプや、 洗面所から寝室に繋がるようなタイプもありますよね。 ウォークインクローゼットの場合、 広い面積がかえって奥の荷物を管理にしにくくさせているかもしれないですし 両サイドからモノを出し入れできれば有効活用できそうです。 例えば 2WEYキッチン。 キッチンへの出入りがダイニング側だけでなく、洗面所側など別方向にもあるタイプ。 キッチンで調理の合間に洗濯機を回したり、夕飯を片付けながら子どもの入浴のお世話に駆けつけたり。 水周りが近いと何かと便利ですよね。 また、洗面所もキッチンとの2WEYだと朝の身支度で込み合う時間に キッチンから出入りできるので家族が洗面所の扉付近で詰まることもありません。 他にも 玄関のシューズクローゼットの2WEY。 和室の廊下側と続き部屋との2WEY。 など、家族の暮らし方によって回遊する場所を考えてみたいところです。 ■ 壁の面積が少なくなるのでバランスを いいこと尽くしのような2WEYですが、 増やしすぎると困ることも出てきます。 壁の面積が少なくなるのです。 冒頭の日本家屋のイメージだと分かりやすいでしょうか。 襖に囲まれた和室は壁面が少ないですよね。 現代の暮らしにおいては壁面の確保も外せません。 キッチンには手持ちの家電や食器が収まるサイズのレンジボードを置きたいもの。 キッチンの背面に扉があると難しくります。 壁面が少なくなると収納場所を確保することも難しくなってしまいます。 収納場所を適切な場所に用意することも回遊する家事においては大切な要素。 バランスをみながら回遊場所する位置と壁面と収納場所を考えたいものです。 自分たちの暮らしにおいて どんな形であれば家族が心地よく過ごせるのか考えながら 住まいを創っていきましょう。
2016-09-18 17:53:01
後部座席で寝てしまった子どもを抱き下ろして肩にもたれさせ、
買い物した荷物を腕にかけ、駐車場から部屋までの距離が約5分。 正直、しんどい。 家を選ぶとき駐車場から部屋までの距離も検討すれば良かった…、 そんな声も聞こえてきそうな駐車場と住まいの関係とは? ![]() ■ 駐車場から自宅の玄関までの距離は? お家を選ぶ際に、マンションの敷地内に駐車場があるから安心と思っていても、 意外に見落としがちなのが部屋から駐車場までの距離。 大型マンションの場合、住居棟と駐車場が離れて作られていることもあり、 駐車場に停めてからエントランスまで歩き、オートロックを開けて、広い敷地内を歩いてエレベーターを待ち、住居階の長い廊下を歩く…。 この距離はどれくらいでしょうか? また、駐車場が大型の立体駐車場タイプだと、車が降りてくるまでの待ち時間も考慮が必要です。 日曜日の朝のお出かけラッシュ時には混雑することも考えておいたほうが無難です。 どちらも雨の日には傘を片手に子どもを連れて移動することになりますから、 その点も踏まえて考えておきたいところです。 もしも百貨店のように駐車場が地下にあり、エレベーターで住居階に上がるだけならば、移動も最小限になりそうですね。 ■部屋まで子どもの移動、荷物は運びやすい? 部屋と駐車場が離れている場合、部屋からの移動にベビーカーを使う方法もあります。 またマンションによっては荷物の移動用にショッピングカートや台車を貸し出してくれるサービスもあるようです。 すると次に気になるのが、駐車場から部屋までの運びやすさ。 階段や段差が多いとカード類は負担になりますよね。 また、駐車場内や住居棟近くに荷物の乗せ下ろしができるスペースがあるチェックしておきたいところです。 ■自走式か機械式か 子どもとお出かけが多いと駐車場の形も大切。 自走式の駐車場は駐車する時も楽ですし、機械の操作も不要なので人気があります。 ただ、広い駐車場敷地を歩いて移動する時間がかかります。部屋から近い1階ならば負担は少ないですが、 2階以上は階段での移動やベビーカーを押して車と同じ走行通路を歩くことになるので乗車までの距離を考慮しておく必要がありそうです。 機械式は自分たちが動かなくても機械が車を運んでくれるので移動が少なくて済む点では助かることも多そうです。 ただ、大人には苦なく乗り降りが出来ても、子どもには足元か不安定になることも。 先に下ろしてから駐車するときには、車の周りを走り回ることや機械との接触事故が無いように注意が必要です。 住居スペースには直接影響しない駐車場ですが、 暮らし方への影響は少なくありません。 駐車場車に乗るシチュエーション、月に何度くらい利用するのか 運転するのは誰か、お子さんの月齢など踏まえ、 どんなタイプの駐車場ならストレスなく運転を楽しめるのか、 暮らし方の視点から選んでおきたいですね、
2016-09-14 17:52:07
幼稚園生になって少しずつ家族の中での役割を与えようかと子どもの成長に合わせて、少しずつお手伝いも覚えてほしいなぁ。
「お皿運んでくれる?」「ポストのお手紙取ってきてくれる?」 声をかけても反応ナシ・・・。ママもイライラ…。 動かないものを無理に押しても引いても効果はありませんよね。 思わす反応してしまう「ごっこ遊び」でお手伝いを覚えてもらうのはいかがでしょうか? ![]() ■イメージしやすい身近な働く人から 幼稚園生くらいならば お手伝いをさせられるのは気乗りしなくても、 お母さんが一緒に遊んでくれるならば話は別。 ごっこ遊びの中なら自然に手伝ってくれることも。 例えばレストランのウェイトレスさん。 最初はママがお手本で 「お食事、お済みでしたらお皿をお下げしてもよろしいですか?」 お子さんが乗ってきたら 役割交代で 「お箸をお下げてもらえますか?」 と。 お子さんをウェイトレスに見立ててお願いしてみるごっこ遊びもありますよね。 同じようにウェイトレスさん風に 「お客様がいらっしゃるので、お箸とのフォークの準備もお願いしますね〜」 「はーい!」なんて返事が帰ってきたら、こっちのもんです。 そして出来たらベタ褒めすること。 ついつい欲張りになって 「あっちもキレイにしてほしいな」 「うーん、もっと早くして欲しかったな」 と お小言が出てしまうと、へそ曲げられてしまうので まずは大いに褒めて盛り上げて 「あ、楽しいかも」と思わせることが大切になります。 ■絵本やアニメのキャラクターでも アニメやお気に入りの絵本で登場人物が家事をするシーンがあれば、 「○○みたいに床拭きしてみようか」 「○○ちゃんはみんなの靴を揃えて部屋に入ってたね」 とイメージしやすくすると 「同じことやりたい」と積極的に早変わり。 「○○ちゃーん、床拭きですよー」なんて 同じシーンを再現してあげることも面白いでしょうね。 ■ある日突然に出来るわけでは無いから少しずつ お手伝いは子どもが大きくなった時に、 自分で身の回りのことが出来るようになるための練習です。 大きくなって出来ればいいんだから、 小学生になってから、中学生になってから、お手伝いして貰ったらいいじゃない。 と考えることもできますが、 大きくなってから習慣になっていないことを、突然お願いしても難しいもの。 反抗期に差し掛かっていたり、習い事や部活で忙しくなって、お母さんからのお願いが素直に聞けないこともありますよね。 遊びで家事を学べるうちに ごっこ遊びで楽しみながらお手伝いできるうちに 少しずつ身の回りの家事を学べる環境を作ってあげることが 将来の役に立つのかもしれません。 まずは、大人が楽しんでこっご遊びをしてみましょうか。 |