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2015-03-17 15:46:40
どっちが正解?『親と同居vs近居』
距離を上手におく表現に「スープが冷めない距離が良い」という言葉があります。この意味はまさにスープが冷めないくらいの近くに住むことですが世代によっては遠いか近いかの価値観が違うこともあります。さらに、親と言っても自分の親なのか夫婦の相手方の親なのかによっても考え方が違ってきますね。

■実家を継ぐという現状
近年の高齢化社会の問題点の一つに地方の高齢化による生活の不自由さがありますが、そもそも子供たちはどこに行ってしまったのでしょう。長男が実家で暮らす三世帯同居が少なくなったのも、大学の進学や就職先の都合で実家を離れる傾向にあり、同居がなかなか難しい時代となっているのが原因とも言えます。最近では、長男が実家に入って同居することは義務ではなく、両親の希望になってきています。

■近所とはどこまで?
世代によっての価値観の違いがあるといわれている「近所」とは、どの程度の距離でしょう。あの角を曲がったところ?それとも小学校などの学区内?
同居ではなくてせめて近隣に住まいをと考える理由は多々考えられますが、新しい生活を始める家族のライフスタイルで、「親の近くにはいたいけれど通勤通学を考えると同居はできない」「親の敷地内や隣にちょうどいい土地がないので、できるだけ近い近所を探す」などでしょう。これから「近所」を検討する時に重視したいのはライフスタイルに合った環境を優先的に考えることです。

■近所に住むメリット、デメリット
近所に住むことのメリットは、同居よりもお互いの生活を干渉されないで住める距離を保つことでしょう。ちょっとした距離にいるからこそ、いざと言う時にはお互い頼りになるものです。しかし、毎日のように訪問されるのでは、頻繁に生活の干渉をされるのではと、不安になる前に夫婦でしっかり話し合って相互のライフスタイルを理解する努力をすることも大切です。
 一方でデメリットは干渉しすぎが起こるかもしれないこと。さらに、ご近所の仲良しさんが双方のことを干渉してくることも考えられます。「お宅のおばあちゃん風邪ひいてるらしいわよ、行ってあげた?」とご丁寧にお知らせしてくださる方もいらっしゃるかも。自分たちは越してきて日が浅くても、親は長い間その土地で暮らしていると自然とご近所さんとのお付き合いもできているもの。ご近所付き合いに気を遣うことも出てくると覚悟しておきましょう。

■同居・近居のタイミングとうまくいくコツ
同居の場合、一番多いのは結婚のタイミング。その次は、親が高齢になった・どちらかが亡くなった場合などが多くなると思います。
結婚のタイミングの場合は、新たに新居を構えるために土地探しから購入、建物のローンの支払いを考えると同居の方が新婚さんには金銭面でのメリットが大きいでしょう。一方で、後から同居・近居となる場合は、お互いのプライバシーを尊重するために二世帯住宅にするのかなど考慮する時間があります。   
いずれの場合も、金銭の問題や敷地面積の問題まで納得するまで話し合うのがベストでしょう。新築やリフォームをする際も水回りはもちろん水道代のメーターも別にするなど事前にトラブルとなりそうなものを回避するようにしましょう。とはいえ、せっかくの同居なので、どこかで共通の空間を作り、自然と気配を感じられる配慮も必要でしょう。廊下をつなぐ、中庭を囲む、など三世帯の醍醐味も味わってみましょう。

同居・近居どちらの場合も、まずは“マネー計画”と“気持ちが楽になる方法”を話し合うことが大切です。
お互いの希望や不安などを一度しっかり聞いてみて、みんなが納得のいく生活をするために、できる限り実現できる方法を考えましょう。

※平成27年3月作成