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2015-03-17 15:51:17
どっちが正解?『中古物件vs新築物件』
住宅を購入する際にまず頭に浮かぶのが「中古物件と新築物件のどちらを選ぼう?」ということではないでしょうか?どちらにもメリット・デメリットがあるため、とても悩ましいところですよね。

■憧れのあの街に住みたいなら中古物件が有利!
住みたい地域が決まっている、最寄りの駅から徒歩○分といった「これだけは譲れない!」というこだわりの条件があるのなら、やはり販売物件数の多い中古の方が探しやすいと言えます。
加えて、立地や広さなどの条件が同じであれば、一般的には中古物件の方が価格も安くなります。

ただし最近では駅前の再開発・整備が活発に進められていることもあり、駅近くの整理された区画に新築物件が建てられるケースも増えていますので、条件に見合う立地が見つかれば新築という選択肢もありでしょう。

■中古物件は今の生活スタイルに合っていない可能性も…
特に10年以上前の中古物件では生活スタイルや家族構成の変化に間取りや設備がついてきていないことがあります。例えば昔ながらのキッチンやリビングは大家族での生活をベースに設計されたものが多く、今どきの生活スタイルを送りたい人にはちょっと不便に感じるかもしれません。

一方、新築物件は最新の生活スタイルをベースに設計されているため、家事動線や家族構成に配慮した間取り、バスルームや収納・床暖房などの便利な最新設備がバリエーション豊かにそろっています。使い勝手や省エネなどを意識する人は新築物件を選ぶ方が良さそうです。

■リフォームで自分好みに!
立地から考えた時に、条件に見合った中古物件があるけれど、間取りや設備は最新のものを使いたい…そんなワガママを叶えてくれるのがリフォームやリノベーションという選択。
中古物件はリフォーム・リノベーションをすることによって、生活しやすい間取りに変更したり、自分好みの設備を揃えることが可能です。自分の好きな街に自分の好きな空間を持つことができる、そんなことも夢ではありません。

■気にしておきたい地震対策
地震大国・日本。やはり建物の耐震・耐久性は気になるところですよね。
新築物件は設計したときの最新の基準を用いて建設されるため、ほぼ心配はありません。
一方、中古物件であっても1981年以降に建てられたものであれば、新耐性基準が適用されているため特に大きな問題はないと言えます。

注意したいのはそれ以前に建てられた住宅の場合。この場合は事前によく確認しておいた方が良さそうです。

■入居後のイメージがしやすいのは?
新築物件の場合、入居後に何か違和感を覚えるという意見があります。これはモデルルームや建築模型での事前確認がメインとなってしまい、実際にそこで生活するイメージがしづらいからだと言われています。

中古物件であれば現地で建物を直接見ることができ、またご近所にどのような住人が暮らしているかもチェックできるため、入居後のイメージがしやすいわけですね。

■税金の負担が少ないのは?
支払うお金も気になるけど、税金も気になりますよね。
まず新築物件の場合「新築住宅に係る固定資産税の減免措置」が適用されます。新築一戸建ては3年間、新築マンションであれば5年間、税額が半額となる優遇措置です。中古物件の場合は残念ながらこの優遇措置は適用されません。

また住宅ローンを利用した際の「住宅ローン減税制度」は新築・中古物件ともに使うことができますが、中古物件の場合は築年数によって制限があるため事前に確認が必要となります。
さらに住宅購入時にかかる「不動産取得税」についても、中古物件の場合は築年数が経過すればするほど控除額が少なくなります。

これらを踏まえると税制面での優遇措置は、新築物件の方が有利なようです。

■物件の資産価値はどうなる?
住宅の資産価値は一般的に立地や広さ、築年数を基準に決定する部分が大きいため、新築で購入したのか、中古で購入したのかによって売却時の額が大きく変化するということはありません。
そう考えると、中古物件の場合は新築物件に比べ購入時の金額が安く抑えられている可能性が高いため、購入額と売却額の差が小さくなり売却損が出にくいといったメリットがあります。

中古物件・新築物件ともにメリット・デメリットがあることがお分かりいただけたでしょうか?こだわりの条件や発生する費用などの特徴を理解した上で、ライフスタイルやライフプランに合わせた住宅を選ぶことが重要ですね。

※平成27年3月作成