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2017-04-09 10:23:54
アイロンがけは「嫌いな家事トップ3」の常連ですが、「好きな家事」という人も多いです。コツをつかめば楽しくなるということかもしれません。そこで、どうせなら基本をおさえて楽しく上手にこなして、好きな家事に変えてしまいましょう。




■どんな道具が必要?
まずは道具を揃えます。必要なのはアイロンとアイロン台。他には、霧吹き、あて布があればベストです。あるとアイロンがけが楽になるものは、アイロン用シワ取り剤やスプレー糊です。なくても大丈夫ですがアイロンマットやアイロンミトンもとても便利。自然な香りがつくリネンウォーターもおすすめです。
アイロン台の種類には立ってかけるタイプと、座ってかけるタイプや舟形と長方形があります。スカートやシーツなど大きな面積を一気にかけたいものが多い人は長方形が、襟や肩をかけるのに便利な「うま」付きのものもあります。もし、急いでいる時はアイロン台を出さなくてもバスタオルや毛布で代用できますが、一台は買っておくと良いでしょう。


■脱水の段階から気をつける
アイロンがけは“シワのばし”ですから、かける前のシワも少ないに越したことはありません。洗濯では脱水がシワを作ってしまうポイントですから、シワをつけたくないものは畳んでネットに入れ、脱水時間を短くします。シャツなら脱水30秒(梅雨時は乾きにくいのでもう少しプラスしても良いでしょう)ですが、洗濯機の設定が1分からなら1分でもOK。干す前にシワをのばしながら畳んでしばらく置くと、不思議なくらいシワがのびてきれいに干しあがります。
干す時は、針金ハンガーでなく肩に厚みのあるものにかけましょう。逆さにつるすバンザイ干しもシワや型崩れが少なく仕上がります。
なお、形態安定加工シャツは濡れ干しが基本。普通のものでも水がしたたるかしたたらないくらいの状態でトレーナーハンガーのような肩に厚みがあって腕が長い形のハンガーに干すときれいに仕上がります。


■アイロンがけのポイント
アイロンがけの基本動作は「すべらす」「押す」と「浮かす」。シーツなど大きな面にはアイロンの面全体で圧力をかけるように横へすべらせ、シャツの細かい部分ならアイロンの先だけ少し浮かせぎみにして左右にこまめに揺らしながら押してかけます。スチームは浮かせてかけるが基本です。アイロンがけの前にはシワをのばし、形を整えて一気に進むと変なシワがつかず早くかけられます。
悩ましいのは「スチームかドライか」と「スチームか霧吹きか」。「スチームかドライか」は、水を嫌う素材かどうかで考えます。絹やレーヨンは水によってシミができやすいので、当て布をしてドライでかけます。「霧吹き+ドライ」と「スチーム」の違いは水滴の大きさです。水を吸い込みやすい綿や麻は大きな水滴の霧吹きが早く仕上げられ、ウールなど染み込みにくいものにはスチームの細かい蒸気をたっぷりかけてあげることでシワがのびやすくなります。

2017-04-05 10:23:16
春が終われば初夏、その間には恵みの雨をもたらす梅雨。そんな梅雨の季節ならではの悩みといえば湿気。そして、湿気からくる住居のカビも悩みの種です。カビの増殖をできるかぎり抑えることは、住居のためだけでなく、住む人の健康という観点からとても大切です。今回はそんなカビを抑えるポイントをご説明します。




■カビを広げない
カビは大きく分けて、お風呂場などで頻繁に見る「黒カビ」、水周り全般にある「赤カビ」、カビ臭いニオイの原因「青カビ」の3種類です。
カビは、私たちの目で見つけられた時点で既に集落化しており、多くの胞子を有して繁殖が激化しています。発見したまま見逃すことは住環境をより悪化させることになるため、極力避けなければなりません。
とはいえ、いちいち完全防備で掃除などできない忙しい方におすすめしたいのが「消毒用エタノール」スプレー。カビを見つけたらすかさずこのスプレーを乾いた雑巾などにふきつけて、その部分を拭き取ります。その後、もう一度カビに直接スプレーして綺麗な布で拭き取ります。拭いた布はビニール袋などに密封して捨てましょう。


■原因を放置しない
カビは「じめじめとした湿気(湿度70%以上)」と、ホコリ・人のアカなどの「汚れ」、「気温が25~30度」の条件が整うと、どんどん増殖します。最近は「加湿器」の使いすぎによる人工的な発生も増えてきているので注意が必要です。さらに、梅雨~真夏の季節はできるだけ普段の掃除もこまめにするよう心がけたいところです。特にカビの発生を促してしまう可能性が高い水分の豊富な箇所に注目しておきましょう。
窓を開けると空気の入れ替えができて湿度が下げられる、そんなイメージを持つ方が多いかもしれませんが、部屋の中より屋外の湿度が高いときに窓を開けると、当然のことながら空気と共に外の湿気が室内に入り部屋の湿度を上げてしまいます。
外の湿度が70%以上など、湿度が高い時間帯は窓を開けず、60%以下の時に窓を開け換気をするのがおすすめです。


■お風呂のカビ対策
お風呂をあがったあとすぐ、濡れた浴室内を乾かすためにドアを開けておく方もいらっしゃるかもしれません。ドアを開けて浴室内を乾かすのは浴室内のカビ対策には良いことです。ただ、お風呂からあがった直後の浴室は蒸気が充満しており、ドアを開けておけば脱衣所に蒸気が漏れ出します。換気扇を回しても一部の蒸気は家の中に逃げてしまい、浴室以外の部屋の湿度が上がる恐れがあります。
そこで、お風呂をあがってすぐの数分はドアを閉めて換気扇を回し、浴室内の蒸気が減ってからドアを開けて濡れた浴室の床や壁を乾かしましょう。
壁紙などはカビが繁殖して黒く変色すると、薬剤などを使って菌を殺せても、見た目の黒ずみは容易に取れず、壁紙を張り替える必要が出てくる場合もあります。健康面だけでなく見た目という点でも気になるカビ。できるだけ繁殖しにくい環境づくりを心がけましょう。

2017-04-02 10:21:49
道路を走っている時や、電車の窓から外を眺めている時に、たまに見かける山の斜面にぽつんと建っている家。眺めがよさそうとは思うものの、よく考えると買い物など日常生活に支障はないのか、電気や水道がきちんと来ているのかなど気になります。山の中腹に家を建てる際の注意点や、実際に探すにはどうしたら良いのかをご紹介します。




■山の中腹に家を建てるときの注意点
まずは、その山に家を建てても良いのかどうかを確認しなければなりません。もし、建てようとしている場所が「市街化調整区域」の場合、基本的に住宅など建物を建てることができません。市町村など自治体で確認しましょう。
建ててもOKならば、次に電気・ガス・水道といったインフラを確保しなければなりません。他にも住居があるようなら、すでに電気・ガス・水道などが準備されていることも期待できますが、周囲に家などないようでしたら、電信柱を建てたり、上下水道工事を行ったりしなければなりません。そしてそれらの工事は全て自費となります。
さらに、地盤調査、斜面地であれば地盤改良、工事車両などを通すための道路整備など、結構な手間がかかることを覚悟しておきましょう。しかし、その分、土地代が安価など他の面で費用が抑えられることもあります。


■探し方
空いた土地、あるいはすでに家が建っている物件でも、不動産会社に問い合わせを行うのが正解です。どちらにせよ、希望条件が決まっていれば、地域の不動産会社に相談してみるのが良いでしょう。
もし、特定の物件で気になるものがあるようでしたら、その物件の周辺にある不動産会社に聞いてみましょう。売りにでていなくても、オーナーに、購入希望者がいるということを伝えてもらうなどの交渉は可能です。多くの場合、日々の生活をする住宅ではなく、セカンドハウスとして所有していたり、貸しに出していたりするので、交渉に応じてくれるケースもあります。
しかし、もともと取引事例が非常に少ないため、そもそも建物を建てられるか、所有者がどこにいるか、などを調べて地主にあたるなどの手間が必要なので、希望にあう物件が見つかるかどうか気長に探すことも大切です。住宅情報サイトに出ている物件を探すのも有効です。


■何と言っても眺望と自然の良さを満喫
住宅街ではないですから、買い物施設は期待できません。多くの場合、街で買い物をしてきて、それを滞在期間中に使うという生活が中心でしょう。
インフラ面も、下水道を備えておらず、トイレが汲み取り式だったりと、市街地とは違う生活の不便がある場合もあります。
それでも、眺望の素晴らしさ、自然豊かな環境、静かな暮らしなど、街中とは違う生き方ができるのが最大の魅力です。
自分たちがどのような暮らしをしたいかを考え、選択の一つとしてこうした環境を望むのであれば、積極的に情報収集してみても良いのではないでしょうか。

2017-03-28 13:27:14
子どもには、小さいうちから学ぶ習慣をしっかりつけたいもの。そのためには、どのような環境を用意すれば良いのでしょうか。そこで今回は、より子どもが学ぶ習慣をつけやすい部屋作りに焦点を当ててみました。



■「本」がいつでも手に取れる部屋作り
よく言われるように、読書習慣の有無と言語能力の高さには、相関関係があります。本を読む習慣をできる限り早いうちに育むことが大切です。そのために必要なのは、幼いころから本が子どもの視界に自然に入る環境を整えることです。
例えば、リビングや廊下などの一角を使って、子どもの視界に入る高さに本棚を造り付けてみましょう。そうすると、子どもは本を自然に身近に感じるようになるはずです。さらに本を並べるときには、背表紙ではなく表紙が見えるようにすると、子どもの興味を引きつけやすくなります。あえてきれいに本棚に整理せずに、ソファなどにも本を置いておき、子どもがなにげなく手を出せるようにするのも一つの方法です。


■話しかけやすいリビング
放っておかれると、子どもはなかなか勉強する気になりません。親が適切に関わると、学びに対するモチベーションは高まります。とある調査では、学校や塾のノートに親が目を通す子どものほうが、平均勉強時間が長いことが明らかになっているそうです。もちろん勉強時間が長ければ良いということではありませんが、親の関心が子どもの学習意欲を刺激するということは言えるのです。
家事をしながら、母親が子どもの相手をできるようキッチンを開放的なものにし、勉強することを前提とした大きめのダイニングテーブルを設置すれば、わからないところをすぐに聞ける環境が出来上がり、子どもの学習意欲を促してくれます。リビング学習が良いとされているのは、親子のコミュニケーションが取れることが一番の理由です。


■朝活に向く東向きの子ども部屋
中学生くらいになると、時間の使い方に違いが出てきます。夜に勉強するのは当たり前ですが、成績が良い子は朝に勉強する子が多いと言われています。
最近では社会人でも朝活をする人が増えています。朝活が規則正しい生活リズムを作ってくれ、自然と体の調子も良くなる傾向があります。そのキーポイントになるのが、自然に気持ちよく目覚められる環境です。できれば子どもの寝室は東向きで、窓から朝日が入る場所に設置してあげましょう。自然な光による穏やかな目覚めは、脳を活性化し、朝から気分よく勉強できるはずです。

2017-03-25 13:26:44
使用量はいつもと変わらないはずなのに、今回に限って水道料金がやけに高い…。そんなとき、まず疑うべきは“漏水”です。いつどこでも起こり得る漏水で痛い目を見ないためにも「漏水を見つける方法」や「漏水の際の対処法」を知っておけば安心です。



■特に注意するのは「トイレ」
蛇口を閉めているのに水が止まらない、止水栓から水が漏れているなど、すぐに発見できる漏水より問題なのは気がつきにくい微妙な水漏れです。特に発見が遅れがちなのはトイレです。
見つけることが難しく、かつ頻繁に発生しがちなのがトイレタンクからの水漏れです。便器の水たまりを注意深く見ていただいたときに、水面が揺れていたり、便器の前部や後方部から水がちょろちょろと流れていたりしたら要注意。タンクの中には、浮き球がついていて、上にあがると給水をやめて、下がると給水が始まるという仕組みになっています。しかし、浮き球の根元部分にあるパッキンが劣化してゆるくなると、浮き球の上げ下げがうまく機能せず、タンクから給水され続けてしまいます。

■メータを直接チェック
便器を常にチェックし続けるというのも、なかなか面倒ですので、水道メータについている「パイロット」という金属がどのような状態かで確認しましょう。
このパイロットが継続的に回転しているときは水が流れていることを示していますが、家の中で水道を使っていないのにパイロットが回っている場合は、水道メータから蛇口までの間で漏水の可能性があります。
一般的に、マンションやアパートといった集合住宅であれば玄関ドア横の扉の中に、一戸建ての場合は、玄関の近くにメータボックスがあるケースが多いですが、自宅の水道メータがどこにあるのか確認をしておきましょう。

■修理を依頼…の前に
万が一漏水していたら、すぐに業者さんに修理をお願いしたくなります。しかし、地面を掘って調べたり、床下に潜って漏水箇所を探したりする必要があるので、復旧には時間が掛かります。修理会社にお願いすると、調査をしにくるだけでも費用が掛かる場合もあり、即日対応してもらうには費用負担も増えることがほとんどです。
ですから水を使わないときは、まず水道メータの近くにあるバルブを閉めて、水道を一旦遮断することをおすすめします。また、修理を依頼するときは必ず事前に作業内容や費用をよく確認することが大切です。

2017-03-21 13:26:12
最近のマンションはタイルが張られていることが多いです。自分の住んでいるマンションの外壁を眺めた時に、タイルがはがれそうになっているのを発見したらどうすべきか。今回は「タイルの剥がれ」問題について紹介します。



■放っておくのは危険
剥がれというのは見た目に非常に良くない印象を与えるのですが、見た目に悪いだけなら…と放っておくと、さらに剥がれの箇所は広がってきます。やっかいなことに、外壁塗装の剥がれは放っておくとどんどん広がってきて、さらには下の層の塗装も剥がれてくるので注意が必要です。
これは、剥がれが他のところも剥がす力があるということでもあるので、剥がれを一カ所見つけた場合は、他の箇所も剥がれが無いかを確認しておきましょう。

■施工ミスの場合も・・・
家の外壁は降り注ぐ紫外線や雨や風などに毎日さらされており、日々少しずつ劣化をしていきます。剥がれてしまった外壁を見たら、「この外壁は古くて、色がとれており、劣化が激しい」と考えてしまうかもしれませんが、実は、剥がれという劣化現象は、塗装の寿命が来ているわけではなく、施工不良の場合もあります。もちろん、業者の施工がしっかりとしていているのに剥がれてしまう「原因不明の剥がれ」というのも存在するので一概に決めることはできませんが、施工不良というケースもあると覚えておくと良いでしょう。
剥がれというのは塗料と家の外壁がしっかりと密着しておらず、取れてしまった状態を指し、この「しっかりと密着しなかった」というのは、業者が塗装前の下地処理、下塗り塗料の選択ミスなど、何らかのやるべき事をしっかりと行っていなかった可能性もあるのです。

■早めに手を打つ
外壁がきれいな段階で塗装を行えば、工事費用は安くなり、ぼろぼろの古い外壁に塗装を行う場合は下地処理等に人件費、作業費がかかるので工事費用は高くなります。下地の施工不良で剥がれが起こってしまっている外壁はぼろぼろな外壁と同様、手間をかけてすべての施工不良の外壁を剥がし落とす必要があり、そのために多くの手間と作業を必要とします。
次の工事費用まで高くなってしまうというのは防ぐべき事態なので、業者選びは慎重に行いましょう。すでに剥がれが起きてしまっている場合はできるだけ早めに対処することが望ましいでしょう。
とはいえ、マンションの場合は、個人的に工事をするわけではなく、修繕積立費などから行うことになるでしょうから、よりよい業者を探す、早めに手を打つなど他の住人と力を合わせて進めて行けるよう、日頃からコミュニケーションをとっておくことも大事です。

2017-03-18 13:25:26
引越しを考える時、住宅の性能や価格より、まず新しい街でどんな暮らしをしたいかを考えてみませんか?例えば、会社や学校の近く、知り合いの近く、遊び場の近く、今住んでいる場所の近く、実家の近くなどなど。それぞれの場所にどんな暮らしが待っているか想像すると、住まい探しが一段と楽しくなります。



■会社、学校の近くに住む
まず何と言っても通勤・通学に時間がかかりません。朝少しでも長く寝ることができるのは、とても幸せです。仕事で疲れた帰宅時も、家が近ければ会社を出てから30分後にはお風呂に入って、ゆっくりくつろぐことだってできます。子どもの学校が近ければ、部活などで遅くなる際も安心です。
「職住近接」という考え方の通り、職場の近くに住んで時間を有効に使って、ストレスをためない生活は、仕事にもプライベートにも効率的で、心身の健康にも良いというわけです。

■実家の近くに住む
子育て時期と親が高齢になった時期に特にメリットがあります。子育て世代にとっては、親に子育ての悩みをすぐに相談したり、気軽に預けられるのはとても心強いでしょう。共働きの場合には、子どもが急に病気やケガをしたとしても、両親がお迎えや世話をしてくれるので安心。また、親が高齢になっても、すぐに駆けつけられます。一緒に出かけたり、ご飯を食べたりを気軽にできるのも嬉しいところ。
一昔前までは、「夫婦の収入だけでは、とてもじゃないけどマイホーム購入は難しい」「生活していくのが大変」など、経済的な理由で、実家付近や同居を選択する若い世帯が見られました。しかし、近年では「安心して旅行などの遠出ができる」「急病の時に助かる」などの安心感を理由に挙げる方が増えています。

■友人宅の近く、遊び場の近くに住む
なんといっても、気軽に知人に会えて、遊びに行ったりできるのが最大のメリットです。休日はもちろん、平日の夜だって、一緒に晩ご飯を食べにでかけることだってできます。流行りのシェアハウスには少し抵抗がある人も、住まいが別々なら適度にプライベートを保つことが可能で、ほどよい距離感で付き合えるのがおすすめポイントです。
また、遊び場の近くに住んでいれば、友人と遊んだ後すぐに家に帰れます。深夜タクシーや深夜バスの代金はバカになりません。積もり積もって月に何万円もかかってしまったなんてことも。それならマイホーム購入を選択するのに、いつもの遊び場の近くに住むという選択も賢いと言えるでしょう。土日に買い物に行くのだって、近いというだけでちょっと優越感があります。

どこに住むかを考えるということは、どんな暮らしをしたいかということでもあります。この先、何年何十年の暮らしを考えてエリアを選択するという考え方は理にかなっていると言えるのではないでしょうか。

2017-03-14 13:24:46
小さい子どもがいる家庭では、リビングにいつもおもちゃが散乱している状態というのも珍しくありません。片付けても、数分後には子どもがおもちゃを出してきて遊び始めるので諦めがちではありませんか。今回はそんな片付けを捗らせる部屋作りについてです。



■子どもにもわかるように話す
散らからない部屋にするには、まずはいったん片付けしなくてはなりませんが、子どものおもちゃってなかなか片付きませんよね。子どもが片付けないからと言って、親がいつも全部片付けをしてしまっては、子どもはいつまでたっても自分で片付けられるようになりません。
片付けないからといって、ただ頭ごなしに「片付けなさい」では子どもは反発します。「ここにおもちゃを出しておくと、通る時に間違って踏んで壊してしまうかもしれないよ。もう遊べなくなったら悲しいから、お片付けしようね」など、理由を付け加える事が大切です。また、「○時になったら片付けしよう」とあらかじめ時間を伝えてあげることで、子どもにも楽しい時間を切り上げる心の準備させてあげることも有効です。

■片付けやすい部屋作り
まずはおもちゃの量を考えましょう。物の量に対して収納容器が小さすぎると、入らなかったおもちゃは散乱したままになってしまいます。子どもが自分で片付けしやすいように、余裕のある容器を用意してあげましょう。その容器がいっぱいにならないように、使わなくなったおもちゃや古くなった物は人に譲ったり、定期的に処分する事で物があふれることを防ぎます。
また、収納グッズは子どもの目線で選ぶことも大切です。蓋がない箱だと子どもが自分で出し入れしやすいでしょう。本棚も小さいうちは自分で本を取り出すことも、しまうことも難易度が高いため、マガジンラックのように上からストンと入れられるタイプがおすすめです。

■置き場を決める
成長と共に、遊ぶおもちゃも細々としてきます。例えば男の子ならミニカー、プラレール、レゴブロック、女の子はお人形と着せ替え用の洋服、ビーズやジュエリー類など。全部一つの箱に入れてしまっては、使う時も取り出すのに時間がかかってしまいます。
そこで、おもちゃの種類別に収納容器を分け、それぞれにラベルを貼ってあげると片付けがしやすくなります。小さいうちはイラストや写真で、字の勉強を始めるころになったら字でラベルを作れば、小さい子どもでもしっかり片付けできるようになります。
また、置き場所を決める時も、子どもと一緒に決めるようにして自主性を育むようにしましょう。

2017-03-11 13:24:16
マンショントラブルとしてよく挙げられるのが騒音によるトラブルです。新しいマンションであれば、防音を考えて作られていることも多いですが、古いマンションに住んでいる方や、楽器や音楽などによる大きな音を日常的に出す場合、そのマンションが備えている防音性では防ぎきれなくなってしまいます。そんな時は防音工事を検討してみてはいかがでしょうか。



■適切な防音レベルを知る
自分が発生させている音がどの程度聞こえてしまっているかを把握するのは難しいので、知らぬ間に周囲に被害を与えてしまっている場合もあります。そんなつもりはなくても苦情を受けたり、ひどい場合は訴訟にまで発展してしまうケースがあるので注意したいものです。
例えば、ピアノの音は90~100デシベル程度、犬の鳴き声やドラムの音になると100デシベルを越えてしまう場合がありますので、きっちりとした遮音性が必要になってしまいます。そのため、まずは自宅の遮音性を認識した上で、必要に応じた適切な防音工事を行う必要があります。

■上下や隣を意識した防音
防音の基本は間に物質を挟むことです。防音室を作る際には、部屋の中にもう一つの部屋を作るイメージです。左右は浮壁にて壁を2重にする構造を設計し、上下階の方への対応は「防振ゴム」を使うことが多くあります。こうすることにより、音が隣の家にまで届きにくくなり、空気の振動を吸収してくれることで低周波を届きにくくすることができます。
また、床の部分は浮床と言った、部屋の床と防音室の床の間に防振ゴムを挟み込むことによって振動を吸収する方法があります。レコーディングスタジオなどには、この方法で防振ゴムを敷いています。

■工事の前に自分でできること
工事をすれば確実ではありますが、大きな費用がかかるので、まずは自分で簡単にできることを試してみましょう。
・壁に背の高い家具を置く
重さが振動を抑えるため、防音に効果を簡単に得られるのが、壁側に背の高い家具を配置することです。壁に家具の重みがプラスされるため、振動が伝わりにくくなります。
・隙間テープを貼る
ホームセンターや100円ショップなどで販売されているすきまテープ。隙間風を防ぐために使われますが、防音対策としても有効です。密閉度を高めるために壁やドアに貼り付けておけば、防音性能も上がります。
・防音マットを敷く
防音性能を上げることは、自分が快適に暮らすだけではなく、他の人にも快適に過ごしてもらうためにも有効です。特に階下の人は上の階の人の足音や物音が気になりますので、上の階の人はマットを敷くだけでも変わってきます。

2017-03-07 13:23:38
近年は、喫煙できる場所も減り、愛煙家も肩身が狭いと思いますが、純粋に食後の一服などを楽しんでいる人にとっては、家にいる時くらい安心して吸いたいと思うのではないでしょうか。家でタバコを吸う際、住居にどんな影響を与えるか、またどう上手に付き合っていくか考えてみましょう。



■黄ばみとニオイが問題
室内でタバコを吸うことで引き起こす問題は、壁や天井に黄ばみが染み付くことです。また、喫煙者本人には分かりづらいですが、長年吸い続けると染みつく臭いも深刻です。吸わない人にしてみれば、タバコの黄ばみや臭いがある家は住みたくないものです。
例えば、賃貸物件を退去するときには、基本的に入居前と同じ状態にして返却するということが、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によって定められています。これを原状回復と呼び、退去時に原状回復できない状態であれば修繕が必要です。室内で喫煙した場合は、天井や壁紙の張り替えが必要になり高額な費用を退去時に支払うケースがあることから考えても、喫煙による住居への影響力は測り知れるでしょう。

■部屋のどこに影響する?
喫煙によってカーペット・クロス・設備機器に汚れや臭いが付いた場合は、普通の掃除をしただけでは取れないこともあり、天井・壁のクロス張替えをするという大掛かりな工事となってしまう場合あります。
企業や公共の場などでは、喫煙所が設けられていることもあります。個人の家でも喫煙のための部屋を一つ設けることができれば良いのですが、なかなか現実的には難しいでしょう。
そうなると、リビングなどで吸うケースも出てきます。煙は、目に見えないありとあらゆる場所に影響します。壁や天井、カーテンやソファといったファブリック、また窓ガラスやサッシなど拭いてみてびっくりするような所にまで知らず知らずのうちに黄ばみがついています。
カーテンやソファカバーなど洗えるものはまだ良いですが、ソファ本体や壁、天井などはそう簡単に掃除もできないので、ニオイや黄ばみがつかないような工夫が必要です。

■喫煙する際の対策
1つ目は日常的に部屋で吸わないことです。吸う時にはベランダや換気扇の下で吸うなど意識してみましょう。また、ベランダで吸う場合、隣の家の洗濯物にニオイがついてしまったり、下の階に灰が落ちてトラブルになる可能性があります。ベランダ喫煙を禁止しているマンションもあるので、注意しましょう。
2つ目は、空気清浄機を使うことです。空気清浄機は吸い込んだ空気をフィルターでろ過してくれます。ニオイの原因を吸着してくれるフィルターもあるので、ニオイに強い効果がある空気清浄機を購入するのも良いでしょう。
3つ目はこまめな掃除です。重曹などを用いて壁紙や天井を拭き掃除して黄ばみを緩和させます。日々掃除しておくことで壁紙全部張替えという深刻な事態を免れることも可能です。

様々な工夫をして上手にタバコと付き合いましょう。もちろん、健康を考えて喫煙は控えめにすることも大切ですね。

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