<< 2014年12月 >>
記事カテゴリー
月間アーカイブ
|
1/1ページ
2014-12-26 17:32:52
ある女性社長のお話です。
10年やっても、うまくならないゴルフに一念発起して レッスンを受けたそうです。 月に3,4回はラウンドしていましたが、 忙しくてあまり練習はできなかったのが 原因と彼女は考えました。 「先生、毎日やらないとうまくならないのでしょうか?」 先生は「そんなことはない」と言いながら、フォームのイメージングの 大切さを説いてくれたそうです。 「頭のなかに、良いスイングがありますか?無いのならば、 毎日何球打っても、無駄な練習です。しっかりイメージングできれば、 たとえ一日100球でも良いのです。」 その言葉に彼女は驚いてしまったそうです。 それは、練習で100球打ったことがなかったからです。いつも多くても50球くらい。 それ以上は、疲れてしまいいつもやめてしまっていたからです。 プロは、100球でもと、少ない例で上げたのに そんなに打っているんだと、驚いてしまったということです。 そもそもの数が少なければ、何事も上手くいかないのは、 スポーツの世界だけではありません。 仕事の上でも、ものになるまで十分な数をこなしているか この機会に再確認してみてはいかがでしょうか。 ![]()
2014-12-19 16:46:37
先日、テレビでプロ野球を見ていた小学生が言っていた言葉です。
「プロ野球って、誰が出てきても同じに見えるね」 日頃、少年野球チームで野球をしている子供の意見なので、 どういう意味か聞いてみると、 「だって、少年野球チームは投げるのも、打つのもみんな違うのに、プロ野球は、皆同じに見える。」ということでした。 小学生が言いたかったのは、型の話でしょう。確かに、小学生チームでは、それぞれが思い思いに投げたり、振ったりしているチームも少なくありません。 監督やコーチはボランティアですから仕方のないことですが、 子供たちの、投げ方や打ち方は 個性的というのではなく、基礎ができていないことに他なりません。 プロ野球では、基本的な投げる、打つ、取るの正しい型ができていない選手はいません。 これは、スポーツにかぎらず、絵や音楽など芸術全般にも言えることです。個性の前に基礎の型があり、そのうえではじめて個性が磨かれる。 ビジネスパーソンは、とかく個性や特徴ばかりを追い求めがちですが、基本を固めないうちの自分流は危険です。慣れてきた頃にこそ、基礎を振り返る。そんな余裕こそが、次のステージにあがれるポイントなのではないでしょうか。 ![]()
2014-12-12 16:29:44
怒ったことで、大成功した社長の話です。
小さなクリーニング工場を持つその社長は、 大手の影響で危機感を持っていました。 そんなある日、社長はラーメン屋さんに入りました。 今日も終日金策に追われ、喉がカラカラです。 早速、ビールと餃子、ラーメンを頼んだ社長は ゴクゴクと飲み始めました。 ところが、2杯目を飲み終わる頃になっても、ツマミの餃子が出てこないのです。 「またか」 餃子をつまみながら、飲みたいのに、いつも餃子は出てくるのが遅い。 イライラしながら待っていると、なんとラーメンが先に来てしまいました。 怒りが頂点に達した社長は、厨房をのぞきました。 餃子は鉄板の上で、蓋がかぶさり見えません。 店主は、餃子だから仕方がないだろうと開き直っています。 「どうしてこんなに焼けるのが遅いんだろう・・・。 困っている人はたくさんいるはずだし・・・。 どうすれば、早く焼けるのだろう・・・。 そうだ!両面から焼けば、早いぞ!」 その時、社長の頭に 自分の工場にあるクリーニング用のプレス機が浮かびました。 怒りを、問題解決型の商品開発に活かしたこの社長は 画期的な時間短縮を可能にし、異業種で成功を収めたそうです。 このような話は、実は珍しくありません。 吸引力で有名な掃除機メーカーの創業者も 掃除機の吸い込みが悪くなることに腹を立てたことから あの掃除機を作り出しています。 軽い建材で億万長者になった、あの青年実業家は 重い材料を運ぶことに耐えかねて商品開発を思い立ったそうです。 怒りを単なるイライラで終えてしまう人もいれば それをきっかけに新しいものを生み出してしまう人もいます。 もし次にイライラすることがあったら、ぜひ考えてみてください。 ここから何か新しい解決策を生み出せないかと。 ![]()
2014-12-05 16:32:27
友達の結婚式に行った時のことです。
お祝いの言葉に、こんな内容がありました。 「豆腐は偉い 豆腐は、生でも、茹でても、揚げても、焼いても、煮てもいける。 そのどれもが美味しく、そして味は周りに合わせながらも、 しっかりと豆腐としての個性は失っていない。 そして色は、あくまでも白く、他の色に同調はするが 染まらない。 そんな、豆腐のような人になって欲しい。」 年配の方が話したそのお祝いの言葉は、心にずっしりと響きました。 これは、働くすべての人に応用できると思いませんか 専門性は大切ですが、、 時代の変化が早い現代では、それ以上に あらゆる場面や状況に適応できる能力が必要とされます。 専門性があるがゆえに、柔軟さをなくしてしまう人は少なくありません。 豆腐を食べるたびに、自戒をこめて思い出す言葉です。 ![]()
1/1ページ
|