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2015-02-06 17:10:22
注文の多いフランス料理店
奥様の誕生日に奮発してフランス料理店に行ったSさんに聞いた話です。

台風が近いのか、その日はあいにくの大雨。
足元を濡らしながらお店についたそうです。

スタッフのかたの対応は
ありがちな慇懃さではなくてフレンドリー。
むしろ好感をもったSさんは、
奥様と久しぶりに楽しく食事ができたそうです。

最後に、デザートを食べ終わり、シェフにごちそうさまを言って
会計になった時のことです。

給料日目前のSさんは、カードで支払いをしようとしました。
事前に店のHPでカードが使えることは確認済みだったそうです。

支払いにカードを預け、奥様と最期の談笑をしていると、
先ほどまでとは打って変わって硬い表情のスタッフがやってきます。

「申し訳ございません。現金でお願いできないでしょうか」

Sさんは驚きました。

「えっ、そのカードが使えないのですか」
あわてて聞き直すと、
「そうではなくて、お召し上がりいただいたサービス・コース
ですと、カード払いができないんです」

すぐにSさんの奥様は、事情を察し、自分の財布を出して中身を確認したそうです。
Sさんはどうしてもご馳走したかったので

「HPでカードが使えると確認したのですが」

と言いました。

すると今度は奥から再びオーナーシェフが出てきて
「HPをご覧になったのならば、HPにこのコースは現金のみと、書いてあったはずです」
と冷たく言ったそうです。

せっかくの奥様の誕生日が、なんとも後味の悪い雰囲気になったのはいうまでもありません。

とりあえずその場は奥さんに支払をしてもらい、
帰ってすぐにHPを確認したSさんは、20分もかけて
このコースに限りカードNGという小さな注意書きを発見したそうです。

カードは手数料がかかります。
でも新規顧客の獲得にかかる費用やリピート客がもたらす利益を考えると
このお店の対応は正しかったのでしょうか。

ルールは大事ですが、その先も考えて臨機応変に行動するのも
営業に携わる人にとっては大事なことかも知れません。

ビジネスマン