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2015-05-18 14:07:37
住宅購入後の“不安”…『購入後の維持費や税金って結構かかるのかな?』
家を購入したらそれで終わり…というわけではありません。長く住み続けるためには修繕をする必要もありますし、家という資産に対して税金も発生します。
購入後にかかるお金にはどのようなものがあるのかを理解しておきましょう。

●修繕が必要な場所と時期の目安
まずは家の修繕費用から見てみましょう。新築の家でも長く住み続けることによって、徐々に劣化が発生します。快適に生活するためにも、劣化した部分は修繕する必要がありますよね。

具体的な修繕箇所と時期の目安をいくつか挙げてみましょう。
・屋根塗装:15~20年で塗り替え
・外壁塗装:10~15年で塗り替え
・樋(とい):3年ごとに点検、5~10年で補修
・シロアリ対策:10年を目安に防蟻対策
・サッシ、網戸:定期的に点検し、10年を目安に戸車交換
・壁や天井のクロス張替:10年を目安に張替
・畳:10年を目安に交換
・襖(ふすま):5~10年で張替

などなど。こうして見ると結構色々な部分が修繕の対象となることが分かりますね。
修繕が必須というわけではないのですが、屋根や外壁は風雨から家を守るだけでなく、美観にも影響してきます。必要に応じて修繕ができるよう準備をしておけば安心です。

●忘れてはいけない設備の修繕費
家だけでなく、給湯器やトイレなど各種設備も経年劣化・故障してきます。

こちらも具体的な修繕の目安を挙げておくと
・給湯器:10~15年を目安に交換
・トイレ:10年を目安に交換
・バス:10年を目安に防水処理
・エアコン:10年を目安に交換

などなど。こちらは故障しても保証期間内であれば修理が可能というケースが一般的ですが、時間が経つにつれ修理用の部品が無くなってしまうということが考えられます。したがってできる限り修理で寿命を延ばし、いざ壊れたときに交換するというのが効率的なやり方と言えそうです。

●修繕にかかる費用は?
先に挙げた例をすべて10年で修繕した場合、素材や家の規模によって異なってきますが、修繕費は100~200万円ほどとなります。年間で10万円ほど修繕費として用意しておく必要があるのですから、結構な金額となりますよね。

サッシや網戸の清掃など日ごろからお手入れやメンテナンスをしておくことで、不具合が発生する可能性を下げることができますが、いざ故障してしまったら不便になることは目に見えています。いずれ修繕する必要があると最初から割り切って、毎月コツコツと修繕費を積み立てておくのが一番なのかもしれませんね。

●税金のおはなし
住宅を保有すると固定資産税と都市計画税の二つがかかります。
固定資産税は1月1日現在で土地・家屋・償却資産を所有している人が納める税金のことです。固定資産税評価額に標準税率(1.4%)を掛けたものが固定資産税として課せられます。

固定資産税評価額は市町村の税務課などで管理されている固定資産税台帳に記載されている土地や建物の評価額のことを指し、一般的な目安として土地は時価の60~70%、建物は建築費用の50~70%となることが多いようです。3年に一度評価の見直しが行われます。
標準税率は一般的に1.4%ですが、必要に応じて各市町村で税率を決めることができます。

都市計画税は1月1日現在で土地・家屋を所有する人に課せられる税金で、税率は0.3%を上限として各市町村で決められています。


固定資産税も都市計画税もそれぞれに軽減措置が設けられています。例えば住宅用地でしたら固定資産税・都市計画税ともに軽減措置の対象となりますし、新築住宅や耐震改修、バリアフリー改修や省エネ改修をした場合などは固定資産税の軽減措置の対象となります。


このように住宅は購入時以外にも何かとお金がかかるものです。住宅を購入したからと安心せず、普段からコツコツと貯蓄をしておき、いざというときの出費に備えられるようにしておきたいものですね。

税金