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2015-04-14 18:12:40
IHとガスそれぞれの魅力
■自然エネルギー流行の背景 2011年3月11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の後、自然エネルギーへの意識が多くの方の中で高まりました。関東地方でも計画停電などがあったことは記憶に新しい出来事です。 そればかりが理由ではありませんが、太陽光発電を住宅に設置した場合は国や地方自治体からの補助が出ていたこともありました。このような時代背景やや自然エネルギーへの意識が向上したこともあってIHヒーターの利用者も増えました。自分の家で利用するだけでなく発電した電気を売電できるので、地球にやさしい暮らし方の一つだと言えるでしょう。 以前は、ガスからIHの生活にすると使っていた鍋やフライパンを買い替える必要がありましたが、最近ではIHでも使えるものが主流になっているので買い換える必要も少なくなっています。それだけIH利用の人が増えたということでもあります。 ■都市ガスとLPガスの違い ガスには大きく分けて都市ガスとLPガスがあります。一般的に都市ガスというのはお住まいの地域がガス会社と契約して地下に配管が通っている場合に、配管工事を経て都市ガスの利用ができます。LPガスはガス会社と個人で契約をしてプロパンガスを配達してもらって利用します。大きく違うのはガス料金で、地域によって単価は違います。都市ガスの方が料金的には低価格都なるケースが多いのですが、火力は断然LPガスの方が上です。 まずは、お住まいの予定地は都市ガスなのか、LPガスなのか確認しましょう。改めてガスコンロを購入する際にも都市ガスとLPガス利用によってはガスコンロそのものやホースなどの部位が違ってくるので注意が必要です。 ■ガスも太陽光も両方使う方法 ガスの配管工事は済んでいるけれど、改めて太陽光発電も設置したい場合は、住まい方にもよりますが併用するというのも一つの手です。都市ガスは単価が安いのでメインエネルギーとして利用して、太陽光発電は売電と蓄電の働きを利用することでとても充実した生活エネルギーになってくれます。売電価格は地域の所属する電力会社によって違ってきます。太陽光発電機の設置工事をして登録する時期によっても違うので、工事をする前に調べておきましょう。 また、災害時にも一つのエネルギーに偏っていない点では便利と言えます。 ■ガスの火力が魅力的。安全性はIHが一番 ガスの魅力の一つはお料理の際の火力でしょう。ガスだからできるお料理の良さは、昔から使い慣れている調理器を巧みに使いこなしていくのと併用して、火力の調節のこだわりもありますね。IHですとフライパンを持ち上げて振っていたら、電気が通らないので食材が冷めてしまします。 一方で、IHは火元がないので高齢化社会の安心できる生活アイテムになっています。近くに燃えやすい物があっても火がないので引火して火事になる心配がありません。火災につながる調理器具や暖房器具が電気化するのは安心です。 私たちの生活に必要不可欠な「電気・ガス・水道」などについて、家を購入の際にはより明確にしておきたいものです。住まう予定の地域によって大きく変わってくるので事前に調べておくことが大切です。よりお得で安心して暮らせる方法をよく検討してみましょう。 ※平成27年4月作成 ![]()
2015-04-14 18:12:14
長く暮らす場所だから考えたい利便性か閑静なところか
■昔からある住宅地 中古住宅でよくあるのは、以前に分譲地として一気に新築された宅地が年月を経て歴史ある住宅地になり、世代交代や家族の事情でその土地を離れていく場合に家を手放し中古物件になるパターンです。 手放す家を解体するにもお金がかかるし、住んでいない家を放置するのはよく知れたご近所の方にも気持ちが良いものではないため潔く売りに出して手放すのがベストということで販売されるのですね。 そのような住宅地に住む場合は、近隣の方が昔からそこに住んでいることも多いので、どんな町か把握しやすいというメリットもあります。そういった気になることは、事前に不動産会社に調べてもらえるようにお願いしましょう。 ■幹線道路が目の前の家 幹線道路と言っても交通量によってイメージが違うと思いますが、ここでは片側二車線で常に交通量のある道路で歩道や植樹の整備もしっかりされているものとします。そんな道路が家の目の前に通っているとしたら、一番気になるのは音でしょう。窓が開けていられないなんてことになるかもしれません。しかし、今どきの窓の構造は気密性が重視されていますので窓が閉まっている状態ならばさほど気にならなくなります。(慣れてしまう程度にまで音が気にならなくなるというには個人差はあります)中古物件でしたら、防音設備対策として窓の改修をすれば問題も解決できるでしょう。 あとは、排気ガスなどによる空気汚染です。洗濯物を外に干すと白いものの色が変色してしまうような場合は、部屋の外に干すのではなくて室内干しか洗濯乾燥機に頼るという手があります。マンションなどで高層に住む場合は、大きな建物に沿って風が流れるので道路からの汚れた空気は直接的に影響を及ぼすことは少ないと考えられます。工夫次第で住みやすくすることも可能でしょう。 ■住宅地と幹線道路沿いそれぞれのメリット 住環境としたら全く共通点のないこの二つの場所。住宅地は住むための区画が整理され商業施設などからも離れていることが多いので、近所に見知らぬ人が行き来することが少なく安心して暮らしていけます。その安心感と静けさが一番のメリットと言えるでしょう。 幹線道路沿いはどうでしょう。家から出るとすぐにお店がある、公共の施設へも目の前の道路を使えばすぐに行きつける、家の場所が案内しやすいなどのメリットもあります。また、交通量がある道路は住民が生活道路として使われていることが多いのでバス停も多く設置されていたりします。そう言った利便性を考えるとメリットが多いですね。 幹線道路沿いが良いか、住宅地内が良いかは、やはり住む方の「どんな暮らしをしたいか」によります。移動に便利な幹線道路沿い、閑静な住宅地どちらにもデメリットはありまのすがそのどれもが工夫次第で解決もできます。ですから、何を優先したいかによって判断するのも考え方としては良いでしょう。 ※平成27年4月作成 ![]()
2015-04-14 18:11:08
毎日を気持ち良く暮らせる工夫こそが大切
■風水ってあたるの? よく耳にする風水や家相を気にしたことはありますか。噂などで風水を気にしたらお金の流れが良くなったとか、家族の怪我が多いのは風水が良くなかったからだなどと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。そんな話を聞いたらやはり気になりますね。 当たっているのかはずれているのかは、風水の診断を守った時の気持ち次第かもしれません。お守りのようにダルマを買っているのと同じでしょう。皆さんが願うのは多くの場合、家内安全や健康、そしてお金のことなどです。「健康に良い風水」「お金がたまる風水」が手軽に実行できるならやっておきたくなります。そうすることで気持ちも前向きになりますね。大きく家の間取りを気にした時に、大工さんが口にする“鬼門”なんかは何かしら当たっている気がしますが、それは水回りと玄関の位置が不自然だったりします。全てを取り入れるのは難しいので100%風水の通じる家はないかもしれません。 ■暮らしやすいのが一番 購入を考えている物件を迷っている時に風水を気にし始めたら大変です。玄関の位置、水回り、寝室、様々な要因でその通りに間取りを見つけようとしてもなかなか無いからです。生活がしやすいのかどうかを一番に考えると優先順位が風水ではなくて、住みやすさになるでしょう。 家に入ってなんだか使い勝手が悪いとか、みんなが集まるはずのリビングが薄暗くて家族が寄り付かないなんてことになったら悲しいですね。自分の家の間取りが風水の診断だと悪い運気がたまるなんてわかっていたらそれを回避する方法も風水にはあります。 玄関には明るい日が差し込む工夫をする。観葉植物を飾る。鏡を置く。そうすることで家の中の気が上手に回って悪い運気を貯めないでいられます。風水の活用するポイントは、前向きに改善できることからやってみることです。 逆に風水を取り入れなくても、家族みんなが笑顔で楽しく過ごせるリビングがあれば何の問題もありませんね。 ■方角を決めることばかりが風水の知恵ではない! 風水は方角を気にすることだと思われがちですが、そればかりが風水ではなく、住む人が「気持ち良い」と感じる空間を作り上げる方法の一つだとも言えるでしょう。 火や水を使って毎日料理を作る台所は熱も冷えも感じやすいところなので、風通しがよく夏場の西日を上手に避けて食物を長持ちさせる工夫も風水の教えです。お風呂場や洗面所は常に湿気を含んだ空気があるので、換気する窓をつけて日が差し込むようにするなど、人が暮らしていく上で清潔感があって健康的な生活を送るための知恵が風水の知恵でもあります。 風水は言ってみれば先人の生活の知恵の一つなのではないでしょうか。風水を取り入れれば何でも良くなるということではなく、それを「意識」することが大切だということです。仮に風水とは関係なくても明るく清潔な住まいは住んでいて気持ち良いものですから自然と活力も上がるのだと思います。その一つとして風水を取り入れるのもわかりやすくて良いと思います。 取り入れる取り入れないどちらにしても気持ち良く暮らせる工夫をすることで家族の健康や気持ちの安定が維持されるということですね。 ※平成27年4月作成 ![]()
2015-04-09 17:10:42
そろそろマイホームでも…と思うタイミングは人それぞれでしょう。結婚して家族が増えた、親に勧められた、同僚が家を購入したので刺激を受けた…など、住宅購入を考えるキッカケはたくさんあります。
ところで住宅購入に適した年齢というのはあるのでしょうか?20代・30代・40代の各年代における特徴を見ていきましょう。 ■一般的な適齢期は30代? 平成24年度版の国土交通省の調べによると、初めて住宅を購入する年齢は30代が最も多く、次いで40代となっています。20代での住宅購入はあまり多くないようですね。 また住宅の種類別に見ると、新築の方が一戸建て・マンションともに購入年齢層が若く、中古の一戸建て、中古マンションの順に購入年齢層が高くなっていく傾向にあります。 30代はある程度仕事が落ち着いてきたことによる資金面での安心感や、結婚のタイミングで住宅の購入に踏み切るケースが多いようですね。また、晩婚化が進んでいることにより40代での住宅購入を検討する人も増えているようです。 ■20代は住宅購入に向いていないのか? 住宅購入の適齢期は30代以上がメインとなっていますが、20代で住宅購入を考えるのは無謀なのでしょうか? 20代で住宅を購入することによる一番のメリットは、住宅ローンの返済期間に余裕があるということ。返済期間次第では定年を迎える60歳までに返済を終え、安心して老後を迎えることも可能です。 若いうちから住宅という資産を持つことができるのもメリットと言えますね。 一方で若いうちは仕事や収入の変動、結婚による生活の変化などの不安定な要素が多いことも確か。思わぬところで収入が減ってしまったり、結婚などで大きな出費があった場合、資産の少ない20代のうちは住宅ローンの支払いに影響が発生する可能性もあります。 このあたりのリスクをどう捉えるかが20代での住宅購入のポイントとなりそうです。 ■住宅ローンの適齢期 住宅購入の際にお世話になる住宅ローン。長期間にわたって返済を続けていく必要があるため、どのタイミングで借り入れをするかが重要なポイントとなってきます。 ひとつの目安となるのが完済年齢。金融機関によって完済年齢は異なりますが、住宅金融支援機構の実施している「フラット35」は80歳までに完済する必要があるとしています。また住宅ローンの返済期間は最長35年というのが一般的なケースのようです。一部例外を除き35年を超えることはできませんので、45歳が住宅ローンを組めるリミットとなります。 とは言え、80歳までローンの返済を続けるというのは大変なこと。可能であれば定年を迎える60~65歳までには完済しておきたいものですよね。 そう考えると30代半ばから40代前半で住宅ローンを組むのが適していると言えそうです。もちろん自己資金がたくさんあって借入額が少なかったり、収入がたくさんあって繰り上げ返済ができるのであれば20代や50代以上でも問題はなさそうですけどね。 ■大切なのは年齢ではなくライフプラン このように一般的には30代での住宅購入が適齢期とされていますが、これはあくまでデータ上のお話。 大切なのは自分の年収や生活環境を踏まえた上での資金計画を立て、購入した住宅の将来を設計しておくことです。 例えば新築一戸建てを購入してメンテナンスをしながら50年住み続けるのと、中古の住宅を購入してローン返済後に建て替えをするというのでは、資金計画に大きな違いが出てきてしまいます。 住宅購入において大切なのは年齢や年収ではなく、自分や家族のライフプランです。周囲の人が家を買ったから…と焦るのではなく、自分のプランをしっかりと持つようにしましょう。プランに沿って普段から住宅購入に備えた資金作りや情報収集を進めておき、自分に合った住宅が見つかれば適切なタイミングで購入する、というのが一番なのではないでしょうか? ※平成27年4月作成 ![]()
2015-04-09 17:07:29
物件を選ぶ際に表記されている「和室○畳」「洋室○畳」
一見すると畳とフローリングの違いだけに見えますが、実は他にも特徴的な部分が色々とあります。それぞれの特徴を理解して、自分のライフスタイルに合った部屋を選びたいものですよね。 ■日本の四季を快適に過ごせる和室 和室と言えば真っ先に思い浮かぶのが温泉旅館のような畳の部屋ですよね。 い草の独特の香りがする畳はある程度の湿気を吸収するため、湿度の高い日本の夏でも涼しく過ごすことができ、また冬場でもフローリングのように冷えにくいため比較的暖かく過ごすことができます。 また材質が柔らかいので直接座ることや、ちょっとお行儀が悪いですがゴロリと寝転ぶこともできますよね。 フローリングの床を持つ洋室は夏場はひんやりとしますが湿気を吸わず、冬は靴下やスリッパがないと冷えてしまいます。木でできた固い床は直接座ったり寝転ぶのには不向きなため、ソファやカーペットなどが必要となります。 和室の方が日本の気候風土に合った作りなのかもしれませんね。 ■お手入れが楽なのは洋室 フローリングの床はホコリやごみが吸着しないのでお掃除がラクなのがメリットと言えます。またうっかり飲み物やたばこを落としてしまっても、あと片付けは比較的簡単に済ませることができますよね。 畳の場合、畳の目にゴミが詰まってしまうと雑巾がけなどが必要となるため、お掃除が面倒に感じるかもしれません。飲み物やたばこを落としてしまうとシミになりやすく、張替が必要になることもあります。賃貸の場合は退去時に追加料金を請求されることも…。 また畳の部屋はカビやダニの発生が心配という声もあり、部屋のお手入れに関しては洋室の方が有利なようです。 ■オシャレな家具を置くなら洋室 畳に家具を置いてしまうとへこんでしまうため、一般的に重量のある大きな家具を置くことはありません。部屋には余計なものを置かない、ある種の日本的な美意識が和室にはあるのかもしれませんね。 そのため家具を設置したいのであれば、フローリングの方が適しています。最近の家具は洋室にマッチするようデザインされているので、オシャレな部屋を作りたいのであれば洋室の方が向いていそうですね。 ただしフローリングもへこんだり傷がつくことはあります。特に賃貸の場合は原状回復のための費用を請求される可能性があり、その際の費用は畳よりもかなり割高になりますので家具を設置する際は注意が必要です。 ■困ったときはリフォームと言う手も このように和室と洋室にはそれぞれ特徴があります。生活スタイルに合わせて住み分けることができればベストですが、そうは言っても引っ越しなどのコストや手間を考えるとなかなか難しいところですよね。 そこで選びたいのがリフォームという選択肢。 足音が響かない静かでリラックスできる部屋で暮らしたいのであれば和室に、部屋のコーディネートを楽しみたいのであれば洋室にリフォームすることも可能です。 特に最近では足腰の弱ったご老人や介護を必要とする方のためにベッドが必要となり、和室から洋室へリフォームするケースも増えているようです。 なお、洋室から和室へのリフォームをする場合は畳の他にふすまや障子、土壁などを造作する手間がかかるため、ある程度の期間とコストがかかってしまいます。 もっとお手軽にリフォームをしたいのであればDIYはどうでしょう?自分で畳やウッドカーペットを用意して和室を洋室に、洋室を和室に簡単に変更することができます。ちょっとした気分転換にも良いかもしれませんね。 日本ならではの趣がある和室と、自分好みにカスタマイズしやすい洋室。それぞれのメリット・デメリットをしっかりと理解しておけば、自分に合った物件が見つけやすくなりそうですね。 ※平成27年4月作成 ![]()
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