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2015-03-17 15:29:14
どっちが正解?『2階建てvs3階建て』
一般的に戸建住宅、マイホームというと2階建ての住宅を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?ですが、立地の良い駅近くや、都心部では狭小の敷地に3階建ての戸建て住宅というのも増えてきていますね。
比較的閑静な住宅街に建つ2階建ての住宅、それとも便利な市街地の狭小地に建つ3階建ての住宅、あなたならどちらを選びますか?まずはそれぞれの特徴や違いを見てみましょう。

■土地の特性
単純に考えると同じ広さの敷地に建物を建てる場合、2階建てよりも3階建ての方が敷地を有効に使えますね。ですが、土地には都市計画法に基づき「用途地域」というものが指定されています。その用途地域の種類によって、建物の種類、建ぺい率、容積率、高さの制限などが決まってきます。またその土地が接する道路、水路等によっても条件が変わってきます。
建売住宅の場合にはそれらの条件のもと、すでに建築される建物が決まっているので特に気にする必要はないですが、注文住宅をお考えの場合には、希望の建物が建築出来ない可能性もありますので、土地の条件をしっかり確認しましょう。

■構造計算・・・・地震に強い住宅はどっち?
2階建ての住宅と3階建ての住宅で建物の特徴として一番の違いは構造計算です。
通常2階建ての戸建て住宅は、ほとんどが木造で建築基準法上「4号建築物」と呼ばれるものに該当します。その場合、一定の条件のもと建築確認の審査を簡略化することが認められています。審査は省略されますが、建築士は建築基準法に基づいて、それらの構造規定に適合する建築物を設計しなければなりません。そして3階建ての住宅になるとこの審査を受けることが必須で、2階建てよりも厳しい構造規定が設定されています。
 木造2階建ての場合、この簡略化によって確認申請にかかる時間と労力が削減されますので結果的に建設コストの削減につながります。ここで注意しなくてはいけない点ですが、木造2階建ての場合決して構造上の法的な適合性の検討を省略して良いというわけではありません。
なお、3階建ての住宅は、より厳しい構造規定をクリアし、役所のチェックまで受けているという点を考えると、構造的にはより安心な住宅とも言えるでしょう。

■価格と住み心地は?
構造上の理由から、2階建てよりも3階建ての建築費は高くなります。しかし、3階建てにするケースでは、土地の面積が狭い場合が多くなりますので、土地価格を含めた物件全体の価格では2階建てよりも割安になるケースも多いです。
なお、3階建ての場合には、それぞれの部屋が各階に独立するような造りになります。1階にお風呂場など水回りで重いもの、2階はリビング・ダイニング、3階に寝室といったプランなどです。こうした場合、2階建てに比べて家事動線がスムーズにいかないというデメリットが生まれます。
一方で、3階建てには、駅近くなどに建てることができるというメリットもあります。毎日の通勤通学に便利な駅近くや、金額面を考えて3階建てにするのか、家事や家族の家でのくつろぎスタイルを考慮して閑静な住宅街の2階建てにするのか。自分たちの生活スタイルにあった方はどちらなのか見極めて検討しましょう。

※平成27年3月作成