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2018-01-05 12:00:05
【泣ける住宅購入】二度のダウンから立ち上がった元ボクサーの居場所
会社のため。同僚のため。お客様のため。
常に何かのためにベストを尽くすのはなぜか?
恩に報いるために活動する自分に愚直な営業のお話。




ハウスプラザは、城東エリアを中心とした地域密着型の不動産業者。
知名度はもちろん、地域のお客様や売主様から信頼される存在であると社員一同自負しているはず。

ところが積み重ねられた信頼と実績の上で商売をすることが、どれほどの恩恵を受けていたのかを浦和に開設した新店舗で身をもって体験した。
地域密着型であるがゆえに、城東エリアから離れた浦和では売主様や物件の新規開拓から始めなくてはならなかったからだ。


浦和の街には、カッコイイ物件や誰もが憧れる物件、扱いたくなる物件がたくさんある。そんな物件を見つけては、売主様と交渉した。

「私に扱わせてください。」
「私に任せてください。」

しかし、誰もが扱いたくなるそんな良い物件をおいそれと新参者に任せてくれたりなどしない。付き合いが長く好意的な不動産業者もいるだろう。

(無下に断ることができず、一応話だけは聞いてくれている・・・)

明らかにそんな感じでほとんど門前払いに近い印象。悪い表現かもしれないが“はいはい”と聞き流していることが営業の感覚でわかってしまう。
それでも熱意だけは伝えるように心がけた。

その熱意は、昔から続けているボクシングで培われた不屈の精神が自分自身を奮い立たせたからだ。

(自分から退いたら負けだ!)

いい物件を扱うために何度も交渉を重ね、難しい物件を扱ったり、先にお客様を見つけて物件を扱わせてくださいと頼み込んだりもした。
一歩一歩、着実に信頼と実績を積み上げていくと売主様も認めてくださり、少しずつ“良い物件”を任せてくれるようになった。


そこまで強い気持ちで売主様との交渉に挑んでいたのには理由がある。
“お客様にベストなものを提案したい”と思う営業魂はもちろんだが、ハウスプラザからもらった恩に報いたかったからだ。

ハウスプラザでの不動産営業の仕事もハウスプラザという会社そのものも好きだが、ひとつのことしかできない性格。
プライベートの問題でそちらに集中せざるを得なくなりハウスプラザを二度も退職した。
もちろん、そんな自分勝手な理屈が一般社会で通用しないこともよくわかっていた。

求職中に今の上司となる人にアドバイスを求めたことがきっかけだった。
当時、ボクシングトレーナーをしていたが家族を養うには心許なく、同業他社への再就職を考えていることを打ち明けた。

「そこまで真剣なら、まずはうちで面接受けてみたら?その方が働きやすいでしょ。それでダメなら他社の面接を受ければいい。」

ハウスプラザでの仕事に未練がずっとあった。二度も退職していながら受け入れてもらえるはずがないと思いつつ、やってダメなら次に進めばいいという上司のアドバイスに従った結果、ハウスプラザで働く機会が得られた。

(ボクシングならダウンは二度まで。三度目は試合終了。与えられたチャンスに報いなければ・・・。)

そんな思いで日々、仕事に取り組んでいる。


ハウスプラザには、様々な面で優れた営業がたくさんいる。
時間をうまく使える営業。資料作りがうまい営業。パソコンが得意な営業。提案がうまい営業。アフターフォローが抜群な営業。

そこで自分は抜きん出た能力を身につけることではなく、ハウスプラザでの居場所を自分で作ることにチャレンジした。

——上司・同僚・後輩といったすべての営業が働きやすい環境を作ろう!それがハウスプラザへの報答になる——

導き出した結論をもとに、自分なりのチャレンジを続けている。

営業なら誰もが扱いたくなる物件を見つけ出す。
任せてもらえるように売主様と交渉する。
その物件を同僚たちにも扱ってもらう。
その物件を購入したお客様に“ハウスプラザでよかった”と満足していただく。

これが自分なりの居場所であり、ハウスプラザのためになること。そんなことを思いながら営業活動をしている。

現在は浦和を離れてしまったが、当時の売主様がこんな嬉しいことを言ってくれた。

「そっちに家を建てるときがきたら、すべてあなたに頼みますよ。」


チャンスを生かしてチャレンジする

誰にでもチャンスをくれる会社。何度でもチャレンジできる会社。

本人にやる気があれば、若い新入社員も同業からの転職者も自分のような出戻り者も平等にチャンスやチャレンジする機会を与えてくれる。
そんな会社はそうそうあるものではない。

こんな素晴らしい環境で働き続けるために、そして何よりお客様に満足していただくために、今日も素晴らしい物件探しを続けている。