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2016-12-31 17:57:47
寒い季節は家の中で、ゆっくりぬくぬくしていたいという方も多いと思います。
せっかくですから、カフェ気分でハーブティを楽しんでみませんか。冬におすすめのハーブティをご紹介します。




■ ビタミンたっぷりローズヒップティ
ローズヒップティといえば、バラ科の植物につく赤い実を乾燥させたもの。
なんといっても、ビタミンCがたっぷり含まれているのが特徴です。飲んだことがある人はその酸味を体験しているところから想像がつきそうですね。なんと、レモンの20倍ほどものビタミンCが含まれているのです。
他にも、ビタミンA、ビタミンK、ビタミンE、マグネシウム、カルシウムなどたくさんの栄養素を含んでいます。
ビタミンCといえば、粘膜の保護を助けてくれたり、メラニンを抑えてくれるなど肌が乾燥する冬におすすめの栄養素。
でも、ビタミンCは熱に弱いと聞いたことはありませんか。
そうなのです。実はビタミンCは熱で壊れやすいのですが、このローズヒップに含まれるビタミンCは、なんと熱で壊れにくいのです。
つまり、お茶として飲んでもきちんとビタミンCを摂れるというわけです。
免疫力も高めてくれるので、風邪予防にも良いですね。
ところで、ローズヒップティといえば赤い色のお茶というイメージが強いですが、実はローズヒップの実自体はお湯に入れてもあれほど赤い色は出ません。普段私たちが目にするのは、ハイビスカスとブレンドしてあるものが多いので、赤い色のイメージなのですね。


■ カモミール
カモミールといえば、可愛らしい白と黄色の花を思い浮かべる人も多いかもしれません。そんな可愛らしさいっぱいの花ですが、お茶にするととても力強い効果があると言われています。
ハーブの代表格とも言えるカモミールは、リラックスできるお茶としても有名ですね。神経を休めてくれるというその香りは、リンゴのようなほのかな甘い香り。四千年以上昔からヨーロッパでは薬草として愛されていたそうです。
もう一つは、体を温める作用です。温かいカモミールティはまさに、冬におすすめのお茶なのです。


ハーブティはカフェインを含んでいないので、就寝前に飲んでも大丈夫。寒い冬、布団に入る前に温かいハーブティを飲んで、気持ちも体もポカポカにしませんか。

2016-12-27 17:57:08
何歳になっても自分の歯で、美味しくご飯を食べることができたらうれしいですよね。
大人よりデリケートな子どもたちの歯を守るためには、お家での歯みがきは欠かせません。スムーズに歯みがきを始めるポイントや、歯ブラシ、歯磨き粉など、基本のケアについてまとめて紹介いたします。



■歯ブラシを始めるタイミングは?
歯みがきを始める目安は、一般的に「下の前歯が2本生えたら」と言われています。
生後6か月前後のこの時期は、ちょうどなんでも口に入れてみたい時期です。このタイミングで、口周りに触られることや、口に歯ブラシを入れることに慣れておくといいでしょう。
まだ母乳やミルクが主で、唾液によって口内を清潔に保つことができるため、本格的な歯ブラシは必要ありません。仰向けで寝転がってカーゼや綿棒で口周りを拭ったりしながら、徐々に歯磨きに慣れさせていきます。

その後、1歳を過ぎて乳歯が揃ってきたら、幼児用の歯ブラシを用意して仕上げみがきを始めていくといいでしょう。


■歯ブラシの選び方と交換の時期
子どもが自分で持つタイプの歯ブラシは、ヘッド部分がなるべく小さく、口の中で小回りがきくものがオススメです。初めのうちは飾りなどのない、シンプルなものがいいでしょう。2、3歳くらいまでは、誤ってのどを突いたりしないよう、ストッパーやリングのついた歯ブラシも販売されています。
事故やけが防止のためにも、持ちやすく使いやすいものを用意しましょう。

歯ブラシの交換は1カ月に一度が目安と言われています。「毛先が開いてきたら交換」と思われがちですが、見た目に開いていない場合でも毎日の歯みがきで毛先は消耗しています。
清潔な状態を保つためにも、適度なタイミングで交換すると安心です。


■歯みがき粉を使う目安は?
歯みがきの後、口をゆすいで吐き出せるようになったら歯みがき粉を使用するのもいいでしょう。キャラクターの絵が付いていたり、色々な味が付いていたり、歯みがきの時間を楽しく過ごす一つのきっかけになるかもしれません。

選ぶ場合には、「発泡剤」や「着色料」、「研磨剤」などの入っていないものが安心です。
特に柔らかい乳歯の場合、研磨剤によって表面が磨り減ってしまい、汚れが付きやすくなる可能性があるため注意が必要と言われています。
購入する際には、裏面の表示を確認すると安心です。


■家族で歯みがきの習慣を
最近では、フッ素配合のスプレーや歯みがきシートなど様々なケア用品があります。
食後や就寝前など、家族で楽しく歯みがきの時間を確保して、健康的な歯を保ちましょう。

2016-12-24 17:56:34
みなさんは「ネットに接続するデバイス」といえば、何を思い浮かべますでしょうか。パソコンやスマホ、タブレットといったIT機器を思い浮かべる人が大半でしょう。
しかし、最近は技術の進歩により、従来のIT機器以外のモノがインターネットとつながるようになってきています。
今回はその技術を詰め込んだ家電、その名も「オムニ家電」をご紹介します。



■オムニ家電の意味とそれを語る上で欠かせない技術「IoT」
オムニ家電についてお話する前に、「IoT」についてお話しします。IoT(Internet of Things)とは、PCやスマホ、タブレットといったIT関連機器以外のあらゆるものがインターネットに接続されることを意味します。今まではPCやスマホ、タブレットが窓口となってインターネットと接点を持っていました。ところがこれからは、身の回りのものにセンサーが組み込まれ、「モノ」が直接インターネットにつながっているため、これまで以上に「モノ」が様々な役割を担ってくれます。
そしてこのIoTで繋がっている家電を「オムニ家電」と呼ぶのです。

■何ができるの?
「家電がインターネットで繋がっている、というのはなんとなくわかった。じゃあそれで何ができるの??」
これが一番気になるところですよね。
例えば、朝目覚まし時計が鳴ると同時に部屋のカーテンが開き、お湯が沸いてテレビがつく。買い物に出かければ、今晩のおすすめのおかず、現在冷蔵庫の中にあるもの、必要なもの、賞味期限が近いため早めに食べたほうがいいものを教えてくれます。もちろん、すべて自動で。
こんな映画に出てきそうなシーンが、IoTの技術によって、もう現実の世界で実現可能なレベルにきているのです。それほど大きな影響を与えることから、蒸気機関、電気、コンピュータに続く、第4次産業革命なんて呼ばれることもある技術なのです。

■キーワードは「激安オムニ家電」
これだけの技術が使われているのだから、さぞかしお高いものだろう…と思う方もいると思いますが、今後注目されていくのは「激安オムニ家電」。
現在、ネット通販や情報サービスはPCやスマホ、あるいはタブレットなどを使わないとアクセス出来なかったのですが、これをオムニ家電に繋げることで、広告収入やネット通販での利益分配などで収益をあげられるため、わざわざ最初に売り出すときから原価を上乗せして販売するという企業側の利益だけを優先する必要がなくなるため、安価販売が可能になると言われています。


IoTによって生活利便性の向上が期待できる「オムニ家電」。キッチンやリビングの家電が、そのままインターネットを介して情報を入手できるなんて、便利ですね。これからどのような製品が発売されていくのか、今後の展開から目が離せません。

2016-12-20 17:55:35
近年、自然災害によるさまざまな被害のニュースをよく耳にします。
自宅への自然災害による被害は、もはや他人事ではありません。
いざとういときのために備えは必要ですが、どんな対策をしたらいいのでしょう。



■家を建てる・買う前にできること
まずは具体的な浸水対策を講じる前に、自分の住まいがどのくらい水害に遭いやすいのかを知ることから始めましょう。なぜなら、立地や住宅の形状によって、講じる対策の内容も変わってくるからです。
自分が住むエリアには、どのくらい水害のリスクがあるか…、これは各自治体が作成している「ハザードマップ」から判断することができます。ハザードマップは、過去にあった記録的な大雨と同じレベルの雨量を想定した、浸水予想区域図のことで、他にも、地震や土砂災害、噴火などの発生が予測される自然災害について、その被害の範囲や程度、避難路などが地図上に表示されています。
PDFファイルなどの形式になっているので、各自治体のHPからダウンロードすることができるはずです。プリントアウトはもちろん、画面上で拡大して、自宅周辺の状況を細かく確認することも可能です。

■台風やゲリラ豪雨の浸水対策
暴風対策を行っている家は多いと思いますが、浸水対策はいかがでしょうか。
浸水被害を防ぐための対策としては、敷地の入り口や玄関前などに土のうを積むことに加え、雨水などが下水道に逆流する場合に備えて、トイレやキッチン、浴室、洗濯機などの室内の排水溝を土のうや水のうで塞ぐことも効果的です。
また、万一浸水してしまったら、速やかに床下や室内に入り込んだ汚水などを排出し、床下や基礎部分など建物を乾かすことが重要です。
土嚢は、ホームセンターなどで購入することもできますが、厚手のゴミ袋に水を入れて簡易土嚢として使うこともできます。
土嚢自体をストックしておくのは難しいとしても、厚手のゴミ袋を多くストックしておくだけでも、いざという時に役立つでしょう。

■万が一、その状況になってしまったら…
対策はもちろん大事ですが、命が一番大事ですから、早めの避難も大切です。
「避難準備情報」
災害発生の可能性がある時に発令。避難準備を始めましょう。乳幼児や高齢、要介護者がいる家庭は早めの避難を。
「避難勧告」
被害が予想される地域に避難を呼びかけます。避難所への避難を開始しましょう。
「避難指示」
災害発生の可能性が非常に高い時に発令。避難勧告よりも強く避難指示。ただちに避難を。
なお、準備情報段階でも住宅によっては危険な場合もありますので、常に早めの避難準備を心がけましょう。

2016-12-17 17:54:26
家を探している時、『借地権付き』という住宅を見たことがありませんか?
家を買いたい人のなかには、「借地権って土地を借りるんでしょ?」と、最初から検討外とする人もいると思います。
借地権のメリットデメリットを理解して自分に合うかどうか検討してみましょう。



■買うよりも安い
一番大きなメリットは価格でしょう。だいたい新築価格の約7割で購入できてしまいます。またコストを落とすことで、予算内でより都心に近い立地の物件や、より広い間取り物件を狙える可能性が出てきます。
建物は自分の所有なので、壁にクギを打つのも壁紙を張り替えるのも自由。大掛かりなリノベーションも可能です。土地ごと家を買うのとなにも変わらないといえるでしょう。
また借地権付き物件は一般的には売れにくいため、「掘り出し物」が眠っている可能性も見逃せない点です。

■注意点は?
先に書いた通り、『買う』時の価格は安いです。が、しかし建物価格のほかに、土地分として保証金や権利金、入居後は土地の固定資産税がかからない代わりに、地主に地代を払う必要があります。それに、借地権だと担保評価が低いため、住宅ローンが借りにくいというデメリットもあります。
また『借り物』であるため、将来的には地主へ返す必要があります。自分の子供・子孫に土地も残したい、と思っている人には向いていないかもしれません。

■建物と土地は別に考える
「建物は自分のもの」
建物は自分の所有物です。壁に穴を開けようが、スケルトンにしてリノベーションしようが自由です。ただし、自分の持ち物ゆえ、建物に対し固定資産税は支払う必要があります。
「土地は借り物」
賃貸物件のように、土地は借りている状態なので『地代』という賃貸料を地主に毎月払います。場所にもよりますが大体、月1~2万ぐらいが目安でしょう。ただし、借り物なので土地に対しての固定資産税は支払う必要がありません。そしていずれは返さなければなりません。
借地権付き物件がアリか、それともやめた方がいいのかについてはメリット・デメリットを理解した上で、判断しましょう。


例えば、いずれ同居する予定だから今は住まいに多額な費用をかけられないけれど、賃貸だとただ家賃を支払うだけになってしまうし、理想の住まいを手に入れられないといった場合には、必要最小限の費用で夢を叶える暮らしも可能になってくるのが借地権付き物件と言えるかもしれません。

2016-12-13 17:54:11
雪遊びを思いっきりさせてあげたいけど、家には道具も場所もない。そんな時にオススメなのがスキー場に併設されているキッズパーク(キッズゲレンデ)です。
小さい子から、スキーやスノーボードを始める年齢の子まで、リフトを使わなくても雪遊びを目的として出かける家族連れも増加しているスキー場。
気楽に出かけて楽しめる設備がたくさんなスノーパークの魅力をご紹介いたします。



■すぐにサイズアウトする子ども用品はレンタルも可能
家族向けのスキー場では、スキー板やストック、スキーウェアなど色々なものが揃っているところが多数あります。キッズパークの人気に伴って、子供用のスノーブーツ(長靴)やビニールの手袋、ゴーグルなどがレンタルできるスキー場も増えてきました。
レンタル可能な用品は各スキー場で異なるため、乳幼児向けはいくつからサイズがあるのか、予約はできるのかなども含め、事前に調べておくと安心して行くことができそうです。

■無理なく楽しく遊べる工夫がいっぱい
「キッズパーク」「キッズゲレンデ」「キッズエリア」など名称は様々ですが、子供用のスペースは一般のゲレンデとは離れた場所、ネットなどで区切られた安全場所となっています。そのスペース内でも、雪玉を作ったりして遊べる場所と、ソリやスキー初心者の練習場所とに分かれているスキー場が多々あります。
ソリやスキーの練習場所には、「ムービングベルト」や「オートスロープ」と呼ばれる動く歩道が設置されていることが多く、小さな子ども連れでも楽に斜面を登ることができるのも魅力です。
また、普通のソリから変わり種のソリ、雪遊びの道具が用意されているパークもあるため、手ぶらで行っても充分に楽しむことができるでしょう。

「スノーラフティング」、「スノーモービル」、スノーシューを履いての「トレッキングツアー」など、年齢制限のあるものもありますが、子どもと体験できるアトラクションが用意されているスキー場もあります。これらを利用する際には、天候や積雪量に左右される場合もあるため、問い合わせてみると安心です。

■休憩室や託児のチェックも忘れずに
急なトイレやおむつ替え、疲れてしまった時にちょっと休めるスペースがあると安心ですよね。パーク内に休憩室やトイレがあると、すぐに利用することができるため便利です。
中には、休憩用の個室があるスキー場もあります。他の人の目を気にすることなく使えるため、授乳の際や子どものお昼寝などにも対応でき、のんびりと過ごすことができます。

パパとママだけで、数時間だけでも滑りたい!という時は託児サービスのあるスキー場がオススメです。必要な持ち物や対応している月齢・年齢も様々で、0歳児から預かってくれる託児所もあるのがうれしいところです。チェックしてみるといいでしょう。


週末や長期連休に合わせて雪合戦大会や雪上宝探しなど、イベントを開催しているスキー場も多くあります。「子どもが小さいから」「用具がないから」と諦めず、スノーパークや託児を上手く活用して、家族で冬のゲレンデを楽しんでみてはいかがでしょうか。

2016-12-10 17:52:38
みなさんは「VR」ってご存知ですか?
最近ニュースなどでも話題になりましたので、耳にしたことがあるという方も多いと思います。
2016年はVR元年と呼ばれ、各メーカーからヘッドマウントディスプレイ(HMD)が発売され、様々な分野での応用が開始されています。そしてそのVRが今、住宅関係にも役に立とうとしているのです。



■そもそも「VR」とは?
VRとは、Virtual Reality(バーチャルリアリティ)の略。日本語にすると「仮想現実」で、仮想世界に現実の人間の動きを反映させて、現実ではないが現実のように感じさせる技術のことをいいます。
「仮想」の世界ですので、現実ではありえないものも簡単に再現することができる上に、たとえ仮想世界だと分かっていても、現実のように感じてしまうほどの「リアリティ」があります。

■これまでのVR
VRは大きなビジネスチャンスとなる可能性を秘めており、世界中が注目しています。
主な利用用途として、やはり没入感を楽しむものとしてエンターテイメントの分野を中心に、家庭用ゲーム機やスマートフォンでの個人利用、加えて、体験型ゲーム施設などへの導入が進んでいます。また、すでにVRを利用した、研修医や医学生の内視鏡手術のシミュレーターや、電車の運転士や航空機のパイロットの訓練用シミュレーターが活用されています。日本では最先端の3D技術や超高精細の映像技術が出展する「3D&バーチャル リアリティ展」が毎年開催されており、今年の2016年で24回目を迎えました。

■これからのVR
そしてこれからは、住宅関係にもVRの波がやってくるのでは、と言われています。これまで新築マンションの販売では、具体的な購入予定がない顧客でもモデルルームに足を運んで新しいマンションの魅力を実感し、購入に至るケースが少なくありませんでした。しかし、効果的なVRコンテンツをウェブサイトに掲載すれば、モデルルームに来場できない顧客に対しても、モデルルームと同様の効果を部分的ながら期待できるのです。
VRの活用はモデルルームの現場でも有効で、展示された部屋と別の内装を擬似体験したり、モデルルームで再現できないバルコニーからの眺望、ロビーや庭などの共用部分の見学、さらには、周辺エリアの生活環境や最寄り駅へのルートにまで広げることができます。事前に周辺エリアまで確認する時間がない場合も多く、こうした疑似体験は、入居者や購入者にとって決断時の不安解消に大いに役立つものと考えられます。
これからは、好みのカーテンや家具を置いたらどうなるかなども購入前に配置を試してみるなんてことが可能になってくるかもしれません。

2016-12-06 17:52:22
最近テレビCMなどでよく耳にするようになった『スマートハウス』。
スマートハウスとはどういったメリットがあるのでしょううか。またデメリットはないのでしょうか。
今回はその『スマートハウス』についてご紹介します。



■スマートハウスとは
スマートハウスとは、『IT(情報技術)を使って家庭内のエネルギー消費が最適に制御された住宅』のことです。具体的には、太陽光発電システムや蓄電池といったエネルギー機器、家電、住宅機器などをコントロールし、エネルギーマネジメントを行うことで、CO2排出の削減を実現する省エネ住宅のことを指します。省エネ・創エネ設備を備えた住宅が『エコ住宅』と呼ばれるのに対し、エネルギーマネジメントシステムで最適化されたエコ住宅が『スマートハウス』なのです。

■メリット・デメリット
スマートハウスで主に見ることが出来るのは電気のエネルギーで、住まいで今使用している電気の量をリアルタイムで見ることが出来ます。 住まいのいろいろなところで使っているエネルギーが見えると、無駄に使っている部分も見えてきます。その無駄に使っている電気機器などを消せば、使用エネルギーを減らせて、省エネルギーや節電につながるのです。
デメリットは、専用の機器が必要なことや機器の規格が統一されていないことでしょうか。まだまだ出始めの技術なため、こういった不都合は取り除けていません。

■気になるお値段
エネルギーマネジメントシステムには、様々な機器がありますので、何を導入するかによってかかる費用も大きく変わってきます。例えばモニター(タブレット端末)だけで良いのであれば数万円でも導入できますが、家庭用蓄電池やソーラーパネルになると結構な値段になることが考えられます。
となると、スマートハウスは価格が高いという印象を持ってしまいがちですが、機器によっては比較的安価で購入できるものもありますし、製品ごとに異なる補助金制度が設けられています。導入の際にはよく調べた上で、補助金があれば忘れずに利用して損をしないようにしましょう。


スマートハウスは環境に優しいだけでなく、住む人の財布にも優しいのが特徴です。導入コストからランニングコストまで含めてトータルで考えてお得になるような導入を検討してみてはいかがでしょうか。

2016-12-03 17:50:14
相次ぐ地震をきっかけに注目を集めるようになった『液状化現象』。
以前は「流砂現象」という名称を用いられていたことからも、砂地で多く発生する現象であることが分かっています。
自分が住んでいるところでは起こってほしくないもの。液状化の基礎情報や、土地を購入する際の簡単なチェック方法などを知っておきましょう。



■メカニズム
液状化現象が起きるメカニズムはどうなっているのでしょうか。
そもそも、「土の粒子同士の間に水分と空気が入り込み、粘土状になっている」これが通常の土の状態です。そして、地震などの揺れで水分だけが地上近くに浮き出てくるのが『液状化現象』です。
重たいものが水に沈むのは、当然の現象ですので、時には家やビルなどの傾き、道路の舗装の割れ、マンホールの浮き上がりなどが生じてしまうのです。

■対策
対策については、土質などによって変わりますが、主なものをいくつか挙げてみましょう。
1.締固め
土の表面に振動を加えること、または砂の柱を土の中に埋め込むことで土の密度を上げる
2.地盤そのものを固める
軟弱な地盤の表層部分に土質安定処理材を混ぜ込む、またはそれらの処理剤を柱状に土に埋め込むことで土の質を強固なものにする
3.更に深い場所にある固い地盤に達するまで杭を打ち込む
セメント質や鋼管杭などを地面深くの硬い地盤に達するまで打ち込むことで、表層の土の弱さを補う

これらは、上から順に安価→高価、地盤改良の方法として軽度→重度で、地盤調査の結果を踏まえて、最適なものが選ばれます。

■地名からわかることも…
液状化現象に強い土地かどうかは、『地名』に手掛かりが残っている場合があります。
例えば、さんずいの付く地名、『池』『沼』『川』『沖』『沢』や『田』のつく土地なども液状化現象の可能性アリです。
地名にはその土地の特徴が出ていることが多いものですから、そこには川が流れていた、池だった、沼だった、など『水』に関連した名前のところは水分の多い土地かもしれません。
もちろん、きちんとした埋め立てが行われているケースもありますから一概には言えませんが、専門的な知識のない人が、土地について知る手掛かりにはなってくれるはずです。


必要以上に過敏になることはありませんが、備えあって憂いなし。心配しながら住むより、購入前にある程度その立地や環境について知って対策をしておくことが安心して暮らすポイントと言えるでしょう。

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