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2016-08-06 15:28:14
3LDKマンション暮らし。物置部屋になった奥の洋間を使える部屋に変えたい。
と、願っている家族もいらっしゃいますよね。きっと。
ウォークインクローゼットもないし、マンションは衣類を収める場所も少ないし。
そんな諦めムードの中で、物置部屋をファミリークローゼットに変えてみた、ある家族のお話です。


■気づけば引っ越してから1年で物置部屋に

家族は夫と小学生高学年になる娘と3人くらし。
引っ越しをして1年過ぎた頃から、いつか開けようと思ったままの段ボールを隠して。
季節外の衣類を収めて、扇風機を置いて、調子の悪いパソコンとプリンターを移動させて、今は使っていないドレッサーの処分に困ってここに置いたままで。気づけば物置部屋状態。
似たような間取のお友達のお宅も同じ状況って聞くことが多いので、きっとマンションにはよくある悩みなのでしょうね。


■着替えと洗濯が大変で

クローゼットは3か所に点在。洗濯物を取り込んでから、3部屋に持ち込むことが面倒になってきて、どの部屋に何が収まっているのか迷うこともあります。なんだか非効率だなーって思ってはみるものの、どうしたらいいのか分からずじまい。
夫の出勤前の着替えだって、下着とスーツの置いてある部屋が違うから、ずっと家の中をウロウロ。年頃になった娘が顔をしかめることも増えてきました。
子どもも自分の部屋で過ごす時間が増えるでしょうし、モノの置き場を整理しなおしたいと思ったのです。


■ウォークインクローゼットが無いからあきらめていました

服を1か所に収められたら・・・と考えたこともあるんですが、
ウォークインクローゼットがないと実現できないんだと思っていました。
物置部屋の洋間を丸ごと使ってクローゼットに変えるなんて発想が無くて驚きましたよ。
私ひとりでは手に負えないかも、と思ったので
片付けのプロの方にアドバイスをもらって実現しました。
だって、物置部屋の荷物をどこに移動させるのか、
考えただけでやる気をなくしそうでしたから。


■「ぜんぶ必要」だと思っていた物置部屋の荷物

物置部屋をファミリークローゼットに変えるために、家全部の収納を見直しました。

不思議なもので、同じようなアイテムが家のあらゆる場所から発見されました。
子どものおもちゃとか、雑誌とか。薬箱とか。
家じゅうに点在した荷物を同じ仲間で集めると
「こんなに持っておく必要はないかも」って気がつきますね。
紙袋だけで段ボール2箱になったときはびっくりして笑ってしまいました。
壊れたままのパソコンも結局手放しました。
もっと早くに処分すればリサイクルショップでお小遣い程度になったかもしれないのに。

前の家で使っていた家具も、今の家に引っ越して5年間使わなかったのです、
もう役目は終わったものとしてリサイクルショップに持ち込みました。


■各部屋の衣類をあつめて収めるハンガーラックを

ほかの部屋にバラバラとおさめられていた服をあつめて掛けられるよう、
ハンガーラックを用意しました。
夫の服と私の服。衣変えが無くなるようすべての服をあつめました。
畳む収納は止めてなるべくかけて収められるよう、壁一面をハンガーラックに。
下段は衣装ケースを入れてニット類やストールなどの
小物を収めるレイアウトにしてもらいました。

ファミリークローゼットですが服だけの部屋ではなく、
季節外の家電にも置き場を用意しました。
無造作に投げ込まれていた時に比べ、置き場を用意して迎え入れると、
扇風機ひとつにしてもオシャレな印象ですよ。
モノの住所を決めるって、違いますね、やっぱり。


■使えない部屋がある罪悪感からの解放

物置部屋の状態って開けるのも気が滅入る部屋でした。
家の中に気が滅入る場所があるって思った以上にストレスだったんですね。
お気に入りの空間に生まれ変わった今ならわかります。
自分たちがどんな風に家と暮らしに向き合いたいのか
しっかり考えることが大切ですね。

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