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2016-08-27 09:30:47
ウッドデッキを楽しむために知っておきたいこと
新居を構えたらリビング続きに素敵なウッドデッキを作って
子ども達も素足で走り回り、夜にはテーブルにキャンドルを乗せてお酒を楽しむのもいいかも。
夢が広がるウッドデッキは年々人気が高まっているようです。
一方で設置してみたものの「こんなにメンテナンスが面倒なの」
なんて声も挙げられているようで…。
長く楽しむために知っておきたいウッドデッキのメンテナンスとは?



■メンテナンスは本体部分だけでなく床下部分も

ウッドデッキのメンテナンスと聞くと何を思い浮かべますか?
床のお手入れの延長で、ワックスかけやオイルメンテナンスなどの
ウッドデッキ本体の見える部分「色褪せ」「キズ」を想像されるかもしれません。

もちろん、本体のメンテナンスも大切ですが、
忘れてはならないのが普段は目にすることがない床下部分。

メンテナンスを怠ると、
雑草が生えてウッドデッキの隙間から草が延びてきたり、虫の住処になることも。
湿気が溜まりやすい場所なのでカビや苔で朽ちることもあり、
換気機能の低下で家屋にも被害がでることもあるようです。

これでは、いくら本体を美しくお手入れしても、
長く楽しむことが難しくなります。
お手入れ方法を知っておくことで早めの対策も可能ですよね。


■雑草対策 砂利かコンクリートか

まずは、雑草対策から考えておきましょう。
方法としては「草が生えにくいように覆う」やり方が多いようです。
覆う方法はいくつかありますが、今回は2種類ご紹介しましょう。

その1
防草・防草シートを敷いたうえに砂利でカバーする方法

光を遮ることで雑草の繁殖を抑えるシートです。
コンクリート打ちと比較すると安価なので着手しやすいようです。
防草シートも除草シートもあらかじめ草を刈って根を残さないことが長持ちさせる秘訣です。
砂利はシートがはがれることを防ぎながらシートむき出しの景観を整えてくれます。
ただ、継ぎ目やシートの端から雑草が生えることもありえますので、
10年~20年と使うならメンテナンスが欠かせません。


その2
コスト高でもコンクリート打ち

シートと比較すると割高になりますが、コンクリートで固めてしまうことが
雑草対策においては効果的です。
ただし、後々撤去することは難しくなりますから、
長く使う予定が無いのであれば「固まる土」や
前述した除草シートで施工しておくのが安心ですね。
ウッドデッキの面積とあわせて検討したいところです。


■湿気対策に勾配をつけて水はけよく

床下メンテナンスには湿気対策も欠かせません。
雨に直接あたるうえ、床下は日が差し込まず湿気が溜まりがち。
カビやシロアリでウッドデッキが傷む原因になります。

床下が土のままだと、水分を含んで湿気やすいので何かしら対策がほしいところ。
砂利やコンクリートで保水を防ぐ方法や、
屋外にむけて勾配をつけることで、水はけよくすることが欠かせません。
併せて検討しましょう。


子ども達も楽しめる素敵なウッドデッキ。
せっかくウッドデッキを作るなら、
なるべく無理のないメンテナンス方法を考えたうえで
長く楽しみたいものです。