2015-11-13 12:17:19
ドライバーに温かいコーヒーを
寒い日に外出していると、暖かい飲み物に助けられた
ということがあると思います。

今でこそ自動販売機でも暖かい飲み物が買えますが、
その開発秘話をご存知でしょうか。
そこにはある人の
コーヒーに負けない温かい気持ちがありました。

レモンジュースを販売していた「ポッカ・コーポレーション」の
創業者谷田利景さんは、1965年の冬のある日に、全線開通したばかりの名神高速道路を利用中に、養老サービスエリアで立ち寄ったそうです。

休憩していた谷田さんの目に入ったのは、冬なのに冷たいジュースを飲んでいる長距離ドライバーたちの姿でした。

寒い冬に暖かいコーヒーが提供したい。
夏には冷たく、そして冬には温かい飲み物を
提供できる自動販売機があれば…。

その思いは、7年後に本格缶コーヒーの「ポッカコーヒー」に
そしてその翌年の1973年には
世界初の冷温兼用の自動販売機に結実しました。

記念すべき冷温兼用自動販売機の第一号機が
設置されたのは、他でもない名神高速道路の養老サービスエリア
だったそうです。

ビジネスでは、よくお客様目線の商品開発や提案と言われます。
でも、なかなかそれが難しいのも現状です。

冬に冷たいジュースを飲むしかなかった
長距離ドライバーへの思いやり。
本当のお客様目線には、谷田さんのような優しさが必要なのかも知れません。

ビジネスマン