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		        2015-02-27 18:56:59
		      
			 
		    
		    ワインの売り方に学ぶ
		     
		    
		    昨年11月から買ってあったボジョレー・ヌーヴォーの最期の1本を1月も末になってようやく飲み切りました。 
	
	  ワイン好きの一大イベントになっている毎年11月の「ボジョレー・ヌーヴォー」。昨年も赤はもちろん白も6本買って、楽しみましたが、飲むたびに不思議な思いにかられます。 このワインは本当に美味しいのだろうか? 普通に考えれば、ある程度熟成させることで味わいが増すワイン。 フレッシュとは言いますが、ボジョレーがどういう味をするかは飲む前からわかっています。 それでも、毎年恒例になり、判で押したように買い、祝って飲んでしまう。 このマーケティングの力は偉大だということに気付かされます。 80年代にブームとなり、今や世界でも有数のボジョレー・ヌーヴォー消費国となった日本。 これは決して偶然ではなく、そこにはマーケティングの力があります。 もともと地元で少量お祝い的に消費されていたテイスティング用のものを、ワイン本来の味で勝負ではなくて、 イベント性で、ここまで世界的にしたフランスに学ぶところは多いはず。 余ってしまったボジョレー・ヌーヴォーを飲みながら、 ビジネスの深さを感じた昨晩でした。 あなたの周りにも、きっと、違うニーズやウォンツを秘めた商品があるのではないでしょうか。 ボジョレー・ヌーヴォーの視点から、マーケティングについて考えてみるのも営業脳を鍛えるトレーニングになります。  
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