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2016-02-10 21:29:01
一般的に新築に比べ中古物件を購入してリノベーションする方が、住宅購入費用は安く抑えれることが多いのですが、場合によっては、そうとも言えないケースもります。まずはリノベーションの費用と資金計画についてかんがえてみましょう。


■ リノベーションにかかる費用
中古物件を購入する際には、物件そのものの価格だけでなく、様々な諸経費がかかることを覚えておきましょう。

・ 物件購入費用・・・登記費用、仲介手数料(不動産会社所有の物件の場合不要)、固定資産税、管理費、契約印紙税
・ 工事代金・・・他に消費税がかかります
・ 工事請負契約印紙代・・・1,000万円を超え5,000万円まで→10,000円。5,000万円を超え1億円まで→30,000円。
・その他・・・引越し費用、新しい家具家電の買い換え費用、古いものの処分費用、工事の間の賃貸料、賃貸清算料、火災保険料
            
このように、見えにくい費用が意外とかかります。目安としては、物件の1割程度と考えておくと良いでしょう。しかも、その金額は、まとまって発生するというよりは、必要になった時に支払うケースが多いので、資金計画に最初か入れて考えておくことが大切です。



■ いよいよ資金計画
一番注意したいのは、融資を受けられる額が自分たちの返済できる額かどうかを見極めることです。金融機関のホームページなどでは、借入額と返済額のシミュレーションができるので、様々なパターンでやってみることです。
頭金として貯蓄がどれくらいあるか、そして返済可能な額から算出した借り入れ可能額を足したものが、「総予算」となります。
その予算から、物件購入額とリノベーション工事費、諸費用を算出します。希望する広さから、そのリノベーションの予算額を出します。さらに諸費用を足し、それを総予算から引けば、物件予算が出ます。
こうして概ねの額を算出して、実際の借り入れ手続きを進めるようにしましょう。

ご自身でシミュレーションすることを難しく感じる場合は、物件探しをお願いする不動産会社に相談することも1つです。物件の希望条件や、購入時期が未確定でも、親切な会社であれば、丁寧にアドバイスをしてくれます。


しっかりと事前に計画を立てた上で、中古物件を購入してリノベーションすれば、新築物件を購入するよりも安く、そして広く素敵な住まいを手に入れることができますので、まずは自分たちがいくらまでならかけられるか、現実と希望の間で、諦めることなく検討してみることが大切です。

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