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2017-02-21 14:18:20
日々の掃除で、床は掃除機がけしているという人も、壁の掃除はあまりしないのではないでしょうか。しかし、壁は意外と埃が舞い上がって付着していたりするもの。放っておくとカビの原因にもなりかねず、壁紙の寿命も左右します。



■注意したいこと
壁掃除で注意したいのは、その素材。
壁紙の素材によって使って良い洗剤、避けたい洗剤があります。基本は水拭きでOKですが、キッチンの近くやドア周りで手垢がつきやすい場所は、洗剤を使って綺麗にします。
一般家庭で多く使われているのがビニールクロスと呼ばれる壁紙です。塩化ビニールでできた壁紙のことですが、表面に凹凸があるエンボス加工がされているもの等もありますので、まずは、隅の目立たない部分で試してみることが大事です。

■掃除の手順
まずは、掃除機の弱吸い込みを使い、表面の埃を吸い取ります。できるだけ柔らかいブラシ状の吸い込み口を取り付けると良いでしょう。日常的にする掃除なら、あとは乾拭きや水拭きでさっと拭く程度で十分です。汚れが気になる時は、洗剤を使います。家庭用中性洗剤を少量だけお湯にたらし、雑巾を浸して軽く絞り、壁の表面にしずかに塗布します。そのあと、綺麗な雑巾をお湯に濡らしてしぼり、叩くようにして塗布した洗剤を拭き取ります。
この時に、決してゴシゴシこすらないようにしましょう。こすると、壁紙がボロボロになる、よれるなどの原因になります。

■汚れがひどい箇所
ドアノブまわりや、照明スイッチの周辺は手で触る頻度が高いので、どうしても手垢で汚れがちです。ウイルスなども気になるので、こまめに掃除をしたい箇所でもあります。通常の掃除の他に、特に気になる場合は、先ほどと同じく家庭用中性洗剤をお湯で薄めたものをスプレーボトルに入れて気になる箇所にスプレーします。その際、あまりに狭い箇所に集中してスプレーすると、他との差が出てしまうことがあるので、少し広い範囲にも吹きかけておきます。また、液だれした時のために、床に新聞紙を敷くとよいでしょう。
あとは、綺麗なお湯に浸して絞った雑巾で叩くようにして洗剤を拭き取り、最後は乾いた雑巾で湿気も吸い取っておきましょう。

実はビニールクロスの寿命は10年程度と言われています。黄ばみや縮みなどがみられるようになると張り替えも考えなくてはいけませんが、掃除をすることでその寿命が伸びるのです。メンテナンスにもなる壁掃除、ぜひ、気がついた時にこまめに掃除してみてくださいね。

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