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2017-04-02 10:21:49
道路を走っている時や、電車の窓から外を眺めている時に、たまに見かける山の斜面にぽつんと建っている家。眺めがよさそうとは思うものの、よく考えると買い物など日常生活に支障はないのか、電気や水道がきちんと来ているのかなど気になります。山の中腹に家を建てる際の注意点や、実際に探すにはどうしたら良いのかをご紹介します。




■山の中腹に家を建てるときの注意点
まずは、その山に家を建てても良いのかどうかを確認しなければなりません。もし、建てようとしている場所が「市街化調整区域」の場合、基本的に住宅など建物を建てることができません。市町村など自治体で確認しましょう。
建ててもOKならば、次に電気・ガス・水道といったインフラを確保しなければなりません。他にも住居があるようなら、すでに電気・ガス・水道などが準備されていることも期待できますが、周囲に家などないようでしたら、電信柱を建てたり、上下水道工事を行ったりしなければなりません。そしてそれらの工事は全て自費となります。
さらに、地盤調査、斜面地であれば地盤改良、工事車両などを通すための道路整備など、結構な手間がかかることを覚悟しておきましょう。しかし、その分、土地代が安価など他の面で費用が抑えられることもあります。


■探し方
空いた土地、あるいはすでに家が建っている物件でも、不動産会社に問い合わせを行うのが正解です。どちらにせよ、希望条件が決まっていれば、地域の不動産会社に相談してみるのが良いでしょう。
もし、特定の物件で気になるものがあるようでしたら、その物件の周辺にある不動産会社に聞いてみましょう。売りにでていなくても、オーナーに、購入希望者がいるということを伝えてもらうなどの交渉は可能です。多くの場合、日々の生活をする住宅ではなく、セカンドハウスとして所有していたり、貸しに出していたりするので、交渉に応じてくれるケースもあります。
しかし、もともと取引事例が非常に少ないため、そもそも建物を建てられるか、所有者がどこにいるか、などを調べて地主にあたるなどの手間が必要なので、希望にあう物件が見つかるかどうか気長に探すことも大切です。住宅情報サイトに出ている物件を探すのも有効です。


■何と言っても眺望と自然の良さを満喫
住宅街ではないですから、買い物施設は期待できません。多くの場合、街で買い物をしてきて、それを滞在期間中に使うという生活が中心でしょう。
インフラ面も、下水道を備えておらず、トイレが汲み取り式だったりと、市街地とは違う生活の不便がある場合もあります。
それでも、眺望の素晴らしさ、自然豊かな環境、静かな暮らしなど、街中とは違う生き方ができるのが最大の魅力です。
自分たちがどのような暮らしをしたいかを考え、選択の一つとしてこうした環境を望むのであれば、積極的に情報収集してみても良いのではないでしょうか。

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