<< 2020年5月 >>
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

記事カテゴリー

月間アーカイブ
前の記事 2016-11-20の記事  次の記事

1/1ページ 

2016-11-20 10:24:52
そろそろ寒さが辛い季節。マンションの大きな窓から冷気が入り、寝室の窓に結露が付き始める頃。
「最新のマンションは複層ガラスが標準化されていると聞くし、ウチも冬の窓辺を快適にしたいんだけど何かいい案ないの?」



■窓から入る冷気は50%近い

エアコンを最新型にしても、ホットカーペットを敷いても寒い。
加湿器で湿度をあげると体感温度は上がるけれど、窓にびっしり結露。
カーテンが濡れてカビが生えるし、毎朝拭き取るのも面倒。
部屋の中で温めることを頑張っても、窓から入る冷気は50%。同様に部屋を温めても50%近くが窓から逃げてしまうのです。


■複層ガラスが理想だけれど窓はリノベーションできない

この時期は窓からの冷気を防ぐグッズがたくさん出回りますよね。
プチプチのエアークッションを貼り付けたり、
厚手のカーテンを足元まで下げたり。
色々試したけれど見栄えもイマイチだし効果もイマイチ。
「うちも、複層ガラスの窓にリノベーションしたい」

しかしながら、
マンションの場合、窓は共用部分とされることが多く、
住人の都合だけでリノベーションができないとされています。
複層ガラスに取り替えることは簡単にはいかないようです。

それならば、
共用部分でも、共用廊下やベランダに影響しない、
室内側から工事できるインナーサッシはいかがでしょう。


■インナーサッシなら共用部分にも

二重サッシとも呼ばれますが、
簡単に表現すると部屋の内側に窓を取り付ける手法です。

複層ガラスはガラス部分が二枚合わせになっていて、
外気に触れる側と室内側のガラスが異なることで、
直接外気が伝わらない仕組みですが、
二重サッシは窓自体を二枚はめ込むことで、
既存の窓が外気に触れても、部屋の中の窓(インナーサッシ)は
外気に触れないため、冷気も結露も防ぐ効果を期待されている手法なのです。

工事時間も約1時間。既存の窓枠の内側にはめ込んで止めるだけなので手軽に取り入れることが出来そうです。

ただ、窓の内側に窓が増えた分、開閉の手間は余分に増えることになります。
出入りの多い掃き出し窓に取り付けるの面倒に感じることも考えられます。
試してみるなら、開閉の少ない窓が安心かもしれません。


■結露も暑さも寒さも窓からコントロールする

窓からの冷気を防ぐことができるようになるということは、
夏場の熱気を防ぎエアコンの冷気を保つことができるとも考えられます。
長期的視点に立てば年間の光熱費か抑えられる可能性があります。
室内を快適に過ごすためにも、窓との付き合い方を考えてみる価値がありそうです。

1/1ページ