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2017-03-28 13:27:14
子どもには、小さいうちから学ぶ習慣をしっかりつけたいもの。そのためには、どのような環境を用意すれば良いのでしょうか。そこで今回は、より子どもが学ぶ習慣をつけやすい部屋作りに焦点を当ててみました。



■「本」がいつでも手に取れる部屋作り
よく言われるように、読書習慣の有無と言語能力の高さには、相関関係があります。本を読む習慣をできる限り早いうちに育むことが大切です。そのために必要なのは、幼いころから本が子どもの視界に自然に入る環境を整えることです。
例えば、リビングや廊下などの一角を使って、子どもの視界に入る高さに本棚を造り付けてみましょう。そうすると、子どもは本を自然に身近に感じるようになるはずです。さらに本を並べるときには、背表紙ではなく表紙が見えるようにすると、子どもの興味を引きつけやすくなります。あえてきれいに本棚に整理せずに、ソファなどにも本を置いておき、子どもがなにげなく手を出せるようにするのも一つの方法です。


■話しかけやすいリビング
放っておかれると、子どもはなかなか勉強する気になりません。親が適切に関わると、学びに対するモチベーションは高まります。とある調査では、学校や塾のノートに親が目を通す子どものほうが、平均勉強時間が長いことが明らかになっているそうです。もちろん勉強時間が長ければ良いということではありませんが、親の関心が子どもの学習意欲を刺激するということは言えるのです。
家事をしながら、母親が子どもの相手をできるようキッチンを開放的なものにし、勉強することを前提とした大きめのダイニングテーブルを設置すれば、わからないところをすぐに聞ける環境が出来上がり、子どもの学習意欲を促してくれます。リビング学習が良いとされているのは、親子のコミュニケーションが取れることが一番の理由です。


■朝活に向く東向きの子ども部屋
中学生くらいになると、時間の使い方に違いが出てきます。夜に勉強するのは当たり前ですが、成績が良い子は朝に勉強する子が多いと言われています。
最近では社会人でも朝活をする人が増えています。朝活が規則正しい生活リズムを作ってくれ、自然と体の調子も良くなる傾向があります。そのキーポイントになるのが、自然に気持ちよく目覚められる環境です。できれば子どもの寝室は東向きで、窓から朝日が入る場所に設置してあげましょう。自然な光による穏やかな目覚めは、脳を活性化し、朝から気分よく勉強できるはずです。

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