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2017-05-23 12:03:06
毎日の仕事の疲れはお風呂で取るという方も多いでしょう。お風呂に対する考え方は、単に体を洗う場所というだけでなく「リラックスする空間」として考える方も多くなってきています。それぞれのライフスタイルにあった浴槽選びがカギとなっているのです。



■バスタブの種類
バスルームプランを検討する際、空間づくりはもちろんですが、バスタブにこだわる方も多いでしょう。浴槽には、さまざまな大きさやタイプ、形状があり、また、それらの設置方法によっても、使い勝手や空間イメージは大きく変わるものです。
広く使われているシステムバスでは、商品シリーズによって、選択できる浴槽のタイプや設置方法が設定されています。最近では、さまざまな大きさや形状を揃えた商品も多くみられ、好みに合わせて選ぶことができるでしょう。カタログからイメージしやすいのもメリットです。
また、現場施工のバスルームの場合には、システムバスより自由にプランニングすることが可能で、タイプや設置方法にこだわった空間づくりを実現できます。


■3つの設置方法
・据え置き型
床面に浴槽を据え置く方法。最近では、個性的な空間を実現するために、浴槽をオブジェのように設置したり、旅館のような木製浴槽を据え置くプランなどもみられます。リフォームの際に、浴槽の交換が簡単にできるのもメリットのひとつです。
・埋め込み型
床面と同じ高さまで浴槽を埋め込む方法。空間に広がりを持たせることができますが、洗い場スペースと埋め込んだ浴槽が近いと、石鹸の泡や汚れた湯水などが浴槽に入ってしまうことも。また、埋め込まれた浴槽の底と洗い場の床の段差があるので、小さなお子さんや高齢の方がいらっしゃるご家庭では安全のための配慮が必要です。
・半埋め込み型
浴槽の高さ1/3くらいを床に埋め込み、床面から30~40センチ程度を立ち上げて設置するタイプ。据え置きに比べ、浴槽の立ち上がりが低いので、出入りがしやすいこと、バスルームが広く感じることなどがメリットです。


■家族構成やライフスタイルと検討を
浴槽を選ぶ際には、入浴スタイルや家族構成、空間デザインなどによって検討することが大切です。足を伸ばしてゆっくりしたいのであれば、長さのある浴槽が必要でしょうし、家族一緒に入るというのであれば、大きめのサイズやステップのあるタイプもいいでしょう。また、高齢の方がいらっしゃる場合は、腰かけスペースのある出入りが楽な浴槽や出入りのしやすい半埋め込み型の浴槽にするなどの配慮をすると安心です。現在だけでなく将来も含め、使う人に合わせたプランニングをすることが大切です。

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